名古屋大学 大学院 環境学研究科 2025
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名古屋大学国際環境人材育成センター『国際環境人材育成プログラム』臨床環境学プログラム研究科内研究インターンシップ6研究科連携ESDプログラム知の共創プログラム特別コースを実施します。教育指導は全て英語で行われ、プログラム修了生には、修士学位のほかに、プログラム修了証書(Certificate)が授与されます。 ○臨床環境学研修(On-site Research Training: ORT):国内  外のフィールドにおいて、診断と治療の双方の教員・学生から  成るチームが、問題特定から解決策の策定までの実践的な  研修を進めます。 ○SDGs基礎セミナー:持続可能な開発とは何か基本的な認識  を学び、臨床環境学とSDGsの内容を理解し、地域を超えた  共通性のある課題やグローバルな普遍性のある課題に対して、診断と治療の双方の教員・学生から成るチームが、レビュー・議論を行います。究センターが、自分の研究とは対象・考え方・手法などが異なる研究を実際に体験してもらおうという趣旨のもと、研究科内研究インターンシップを行っています。30時間の従事で共発展センター長が履修証明書を発行します。さらに90時間の従事により共発展センターが研究科の「インターンシップ」科目の単位認定を行います。 する価値・原則、知識などの基本理解、共有化が不可欠であり、これらを前提としてソリューションを見つけ出すスキルや技能が求められます。そのため、環境学研究科を中心に、生命農学、国際開発、工学、人文学、経済学の計6研究科が連携して、SDGsの理解・実践も意識したプログラムを編成し実施しています。本学の博士前期課程学生は、他の研究科での履修科目が原則として10単位まで単位認定されますので、これを活用して、必要な科目を履修することができます。特色① 複数教員の集団指導による問題解決型研究:直面する環境問題の解決に、主指導教員を中心に多分野の教員が研究を支えます。特色② 社会人の状況に合わせた柔軟な履修モデル:仕事の都合に合わせて学修・研究できるよう要望に合わせて設計・改善していきます。特色③ 社会と大学の協働のための研究費の支給:本人の申請と審査に基づき「授業料相当額の研究費」が所属研究室に供与されます。 本プログラムは、アジア・アフリカが直面する環境問題の解決に貢献する国際的な環境リーダーを育成するための教育プログラム(博士前期課程)です。留学生と日本人学生の割合がおおよそ2対1であり、グローバル研究インターンシップ(必修)や国内・国外研修旅行 本プログラムは、博士後期課程の学生を対象としたプログラムで、環境学研究科のみならず全研究科から受講できます。1. 本プログラムの趣旨は、専門分野の勉強・研究だけでなく、診断 的分野と治療的分野をつなぐ臨床環境学に積極的に参画して 視野を広げようとする学生を育てることにあります。2. 修了要件:臨床環境学研修(3単位)とSDGs基礎セミナー(2単 位)を履修すること。修了者には、学位とは別に修了証を発行し ます。3. 本プログラムに関連した博士後期課程の授業は次の通りです。  環境学研究科で開講する授業は多彩な分野からなり、座学だけでなくフィールド調査・実習も行っています。しかし研究に関しては、自身の専門分野や所属研究室で閉じてしまうことが多く、視野を広げることが難しくなりがちです。 そこで他分野への理解を深めるため、附属持続的共発展教育研 2014年11月に名古屋市で開催された「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development, ESD)に関するユネスコ世界会議」の成果である“Global Action Programme”の実現に向け、名古屋大学は「ESDプログラム」を充実していくとのコミットメントをユネスコに提出しました。これに基づき2013年度から実施しているプログラムです。 持続可能な未来のリーダーとなることが期待されている名古屋大学の大学院生には、リベラルアーツとしての持続可能な開発に関 環境学研究科では、SDGs に代表される喫緊の環境問題の解決に向けて、社会の様々な立場・現場で直接問題に向き合う方々との連携が必要と考え、2022年度から、社会人博士後期課程の入学者を対象に、知の共創プログラム特別コースを開始しました。 本特別コースは、以下の3つの特色を有し、社会と大学が互いに対等な立場で「超学際的」に協働する、これからの開かれた大学のあり方を目指す取り組みの一環でもあります。教育プログラム教育プログラム教育プログラム教育プログラム教育プログラムURL : https://www.civil.nagoya-u.ac.jp/nugelp/curriculum-ja/professor.htmlURL:https://ercscd.env.nagoya-u.ac.jp/jpn/course/overview.htmlURL:https://ercscd.env.nagoya-u.ac.jp/jpn/post.htmlURL:https://www.nuesd.env.nagoya-u.ac.jp/※本プログラムへ参加するには、都市環境学専攻持続発展学コース、もしくは工学研究科土木工学専攻の博士前期課程に入学、在籍する必要があります。

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