本研究科は、環境学を支える自然、都市、社会を対象とした伝統的な専門分野を深化させるとともに、専門分野の融合により環境問題解決への道筋を示し、さらに、その成果を専門分野の発展に還元させることをめざします。幅広い環境問題に対応するために、本研究科は、惑星としての地球とその表層の大気・水圏の性状、動態、変遷を探究する地球環境科学専攻、都市の社会基盤、建築物などの人工環境を創造し、水・緑・土壌などの自然環境との調和を図る都市環境学専攻、人間の行動とそれを取り巻く社会環境との関連を考究し、環境政策を提言する社会環境学専攻、から構成されています。 これらの文理にまたがる専攻間の連携によって、持続可能かつ安全・安心な社会の実現をめざす環境学の研究・教育を実践します。(1)入学者受入れの方針 <博士前期課程> 専門分野の深化、横断的な思考力の獲得、環境問題の解決と新たな学問分野の開拓に強い意欲を持ち、確かな基礎 学力を持つ人を、広く日本全国および国外から受け入れます。社会人も歓迎します。 <博士後期課程> 専門分野の高度な学力、専門知識の幅広い応用力を有し、専門分野の深化、横断的な思考力の獲得、環境問題の解決 と新たな学問分野の開拓に強い意欲を持ち、研究者やリーダをめざすために十分な研鑽を積んだ人を、広く日本全国お よび国外から受け入れます。社会人も歓迎します。(2)選抜の基本方針 <博士前期課程> 専門分野および英語の基礎学力、専門知識の応用力、横断的思考力、勉学意欲などを評価する試験を行います。留 学生や社会人向けの選抜も行います。筆記試験、口述試験および面接によって選抜を行います。筆記試験において は主に受験生の基礎学力を評価し、口述試験においては主に学生の意欲を評価します。 <博士後期課程> 研究者や社会で活躍するリーダをめざすために必要な専門分野および英語の学力、専門知識の応用力、横断的思 考力、勉学意欲などを評価する試験を行います。留学生や社会人向けの選抜も行います。筆記試験、口述試験およ び面接によって選抜を行います。筆記試験においては研究者や社会で活躍するリーダをめざすための学力を、口述 試験においては十分な研鑽実績と意欲を評価します。アドミッション・ポリシー取得可能な学位修士(理学) 修士(工学) 修士(建築学) 修士(経済学) 修士(法学)修士(社会学) 修士(地理学) 博士後期課程専攻名 取得可能な学位 地球環境科学 都市環境学 博士(環境学) 社会環境学 博士(理学) 博士(工学) 博士(建築学) 博士(経済学) 博士(法学)博士(社会学) 博士(地理学)博士前期課程専攻名 取得可能な学位 地球環境科学 都市環境学 修士(環境学) 社会環境学
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