名古屋大学 教育学部/大学院教育発達科学研究科
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サークル活動 大学内には、学生が主体的に運営している「サークル」がたくさんあります。ぜひ、自分の興味にあった活動を探し出してみてください。なお、教育学部内には「ちくさ日曜学校」というサークルがあります。半世紀にわたって知的障害や自閉症などをはじめ各種の障害をもった人たちへの発達支援の活動を行っており、2021年にはこれまでの活動成果を評価され、文部科学大臣表彰を受賞しました。奨学金制度・授業料免除制度 経済的理由により就学が困難であると認められ、人物、学業ともに優秀な学生に対しては、奨学金給付・貸与制度が設けられています。独立行政法人日本学生支援機構の奨学金が主なものですが、地方公共団体や民間育英団体の奨学金もあります。また、授業料の全額または半額を免除する制度も用意されています。社会人の大学院進学 本研究科では、教育科学専攻ならびに心理発達科学専攻の両専攻において、社会人向けのコースが設置されています。一定の職業経験や社会的活動の経験を有する学生が、現実的な教育課題に向き合うなかで、専門知と実践知の融合に取り組んでいます。現役の教職員やNPO関係者などさまざまな立場の学生が在籍しています。心理臨床家への道 近年「公認心理師」「臨床心理士」をはじめとする「こころの専門家」を目指す人たちが増えてきています。教育学部・教育発達科学研究科において所定の単位を修得することにより「公認心理師」や「臨床心理士」の受験資格を得ることができます。 大学には、就職のためだけに進学するのではありません。しかし、社会の求める専門的能力を身につけて、それを発揮できる職場に就職することは、きわめて望ましいことだといえます。名古屋大学教育学部の出身者は、その専門性を生かして各界で活躍しています。教育学の学士号を得ることに加えて、必要な単位をとれば、次のような免許や資格を取得することができます。(1)教育職員免許状   高等学校の地理歴史科・公民科・情報  科、ならびに中学校の社会科の教育職員  免許状(一種)を取得できる。(2)社会教育主事   県・市町村教育委員会の社会教育行  政などの専門職員として働くのに必要  な資格。 本学部・研究科は、学生の海外留学を支援しています。1981年、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)との間に、1996年には、カナダのトロント大学オンタリオ教育研究所(OISE)との間に、大学院生の交流協定が結ばれました。また、同じく1996年には、中国上海の華東師範大学教育科学学院と、学部生・大学院生の交流協定が結ばれました。今日、本研究科・学部独自の部局間国際交流協定のもと、中国、台湾、インドネシア、モンゴル、ドイツ、アメリカ、シンガポールなどの大学・学部と交流を展開しています。(3)司書教諭    学校図書館で専門的職務に  従事することのできる資格。(4)学芸員   博物館で、資料の収集、保管、  展示、その他の専門的職務の  資格。学修・生活免許・資格留学

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