学科の特徴① 【何が学べるか】 現代社会を支えるエネルギー学科の特徴② 【学びの環境】少人数学科の特徴を活かしたきめ細かい対応学科の特徴③ 【将来への期待】幅広い進路名古屋栄の夜景山本研究室のゼミ風景三菱重工業株式会社棚橋 智寛 様社会で活躍する卒業生・修了生機能材料実験室中部電力株式会社村松 綾香 様皆さんが楽しんでいるスマホの様々なコンテンツやサービス、それらを動かすのに必須なものは何でしょうか? スマホ本体? 電波? いえいえ、それはエネルギーです。現代社会は、エネルギーによって支えられています。エネルギー理工学科では、現代社会のすべての活動に不可欠なエネルギーについて、エネルギーに関連する新材料、様々な最先端計測技術、革新的なエネルギー発生システムなど幅広い分野について、基礎から世界最先端の研究までを勉強することができます。将来の社会が永きにわたり発展していくために、世界は本学科で学ぶあなたの力を求めています。本学科の募集人数は、ほぼ高校の1クラス分。それに対して教員の数は20人以上です。大学入学後は、高校と異なる講義のスタイルや内容の難しさ、生活環境の変化、新たに取り組む研究などで様々な戸惑いがあることが多いですが、教員が丁寧にサポートすることができます。また、講義、実験、演習についても、いわゆるマス教育ではなく、皆さんの「顔が見える」環境で実施することができます。学習面では、エネルギーという総合的な分野を学ぶため、理系科目を中心とした基礎的科目からスタートし、皆さんが興味を持つ分野にスムースに学習を進めて行くことができるよう、カリキュラムの設計を行っています。学部卒業生の大部分は、大学院に進学し、修士課程や博士課程においてさらに勉強・研究を進めます。大学院修了後は、民間企業の研究職・技術職、あるいは大学を含む研究機関などへの就職が期待されます。エネルギーが関係しない技術分野は少なく、また、エネルギーという総合的な専門分野を勉強することで広い視野を持つことが可能となることから、電力会社、ガス会社、重電メーカー、エネルギー関連産業など、社会のインフラストラクチャーを支える分野や、自動車産業、電機メーカーなどの製造業、あるいは商社やIT関連メーカーなど、幅広い分野へ進むことが期待されます。Energy Science and Engineering再生可能エネルギーとして注目されている太陽光。その膨大なエネルギーは、水素の原子核が融合する核融合反応によって発生しています。地上で核融合反応を発生させるためには、超高温のプラズマを効率よく閉じ込める必要があり、研究を進めています。多様な磁場コイルを有するTOKASTAR-2装置の構造発見した1次元金属ピーナッツ型凹凸周期フラーレンポリマーの伝導電子の状態を調べた結果、1950年代から量子力学の世界で謎であった電子に対する曲面幾何効果を世界で初めて実証することに成功しました。1次元金属凸凹曲面フラーレンポリマーの構造図と凸凹曲面に沿って動く電子の模式図25Key Words地上に太陽をつくる!曲面を動く電子の世界を解明学びMAPエネルギー理工学科
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