英(「英語コミュニケーションⅠ」・「英語コミュニケーションⅡ」・「英語コミュニケーションⅢ」・「論理・表現Ⅰ」・「論理・表現Ⅱ」・ 「論理・表現Ⅲ」の6科目をあわせて出題。)24■東洋史学 広くアジアの歴史を研究しています。中国史が一つの中心であることは確かですが、東南アジア史や近代日中関係史といった分野にも力を入れています。史料を緻密に読みこみ、字面の意味だけでなく書き手の意図をも読み取ろうとする文献史学の手法は、社会に出ても大きな武器になるはずです。研究室には留学生も多く、時としてナマの中国語が飛びかうため、いながらにして留学気分を味わえるというのも、東洋史学で学ぶメリットのひとつかもしれません。■哲学 写真(アテネ・アカデミー、左プラトン、右ソクラテス)の言葉は、哲学(ピロソピアー、原義は「知を愛し求めること」)を表す語が資料上現存する最古の例です。リュディア王クロイソスがソロンに向かい「あなたは知を求め(ピロソペオーン)、多くの地域を旅してこられた」と言うのです。本研究室の特徴も、確かに、古今東西を問わず研究テーマを各自が自由に選び、知を愛し求め、その広大な領域を探索し続けている点にあります。■英語学 英語は、1500年以上の数奇な歴史的変遷を辿りながらも、今日では世界各地で使用され、多種多様な方言を生じている言語です。これを踏まえ私たちは、電子コーパス(写真を参照)や実験データも駆使し、英語の共時的・通時的研究の融合を推し進めています。生成文法や認知言語学といった言語理論に基づく英語の考察を通じて、その使用者である人間の頭脳の構造を解き明かすことが、私たちの共通目標です。■美学美術史学 美術史学は読んで字のごとく美術品を通して人間の歴史を研究する学問です。美術は直接生活の役には立ちませんが、生活の必要から離れた自由な精神の活動の痕跡であり、生きることに追われるだけではない人間らしさの根拠がそこに見出されてきました。それ故、大学で学ぶ価値のあるものとして独立した研究室が設けられています。この研究室では、東西の美術品を幅広く扱い、美しい作品を見る喜びを通じて美術を通した歴史を考究しています。■インド哲学 時代も場所も遠く隔てた古代インドの価値観や世界観は、仏教を介して日本の精神文化に大きな影響を与え、現代のわたしたちの思惟にもその跡を残しています。だからこそ、古代インドの智慧にふしぎな心の共鳴を感じることがあります。インド哲学についての学びは、実はわたしたち自身についての学びに他なりません。本研究室では、サンスクリット語を始めとする古典語の文献の批判的研究に根ざした、確実な哲学・思想理解を心がけています。■心理学 文学部心理学研究室では、多くの教員が神経画像や脳波による脳機能の研究をしています。また、動物や人間の行動を数学的モデルで表現し、コンピュータ・シミュレーションを行ったり、その妥当性を実験データにより検証したりする研究手法を採っています。教育においても、知覚、認知、学習、感情、意思決定、社会性などの、心理学における伝統的なテーマを、自然科学的な方法により探求する態度を重視しています。前期 110 文学部125人 前期2月25日26日国国国数理外情数外『地総,地探』,『歴総,日探』,『歴総,世探』『公,倫』,『公,政経』から2地歴・公民『数Ⅰ,数A』と『数Ⅱ,数B,数C』『物基/化基/生基/地学基』(2つの内容の問題を選択) 英,独,仏,中,韓から1情Ⅰ 〔6教科8科目又は7教科8科目〕 共通テスト計950現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究200200地歴地総・地探,歴総・日探,歴総・世探から1200数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C 10020050400200実施しない200400個別計1200合計21501月27日〜2月5日3月10日学部・学科等名及び入学定員等学力検査等の区分・日程 大学入学共通テストの利用教科・科目名教科科目名等個 別 学 力 検 査 等配点教科等科目名等2段階選抜配点出願期間合格発表日GUIDE TO NAGOYA UNIVERSITY 2025一般選抜文学部研究室
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