名古屋大学 文学部 大学院人文学研究科案内 2026
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先輩からのメッセージ日本文化学分野専門博士前期課程 2年東洋史学分野専門 博士後期課程2年台湾・国立政治大学民族学博士課程 2016年修了台湾・東呉大学等非常勤講師2020〜2022年岐阜聖徳学園大学人文学部専任講師日本史学分野専門 博士後期課程2020年単位取得満期退学(2021年博士号取得)文学部2015年卒業清水 翔瑛蔡 長廷木村 美幸Ⅹ 人文学研究科。Graduate School of Humanities。因果な名前である。 ようこそ、ここはHumanityを学ぶところです。複数形のSは、まあ、置いとこう。私は、日本の近現代文学を研究している。小説を読むことは特に、その人間性なるものを見定めることだ。人間の醜悪さと愚劣さを見据えた先でなお、生を肯定すること。 ふーん。言うは易し。しかし、だからこそ私には、テクストをただ徹底的に読めば、研究室に通い詰めれば、研究が成り立つなどとは到底思えない。恋愛経験なくして恋愛小説が、肉体労働の重苦しさと愉しみとを知らずしてプロレタリア文学が、酒を飲むことの快楽と二日酔いの□怠を味わわずして無頼派の小説が読めるのか…。などというのは極論だが、人間とやらについて語ろうとするならば、行儀よ 私は、日本統治時代の台湾における紳士階層について研究を行っています。紳士階層は様々な問題を抱えつつも、台湾の基層社会で重要な役割を果たしてきました。こうした紳士階層について新しい視角や史料を用いて再検討し、日本統治時代の台湾史をより深く・長い視点から描き直すことが私の目標です。 私はもともと台湾で民族学博士の学位を取得しましたが、歴史学の立場から研究を行う必要性を痛感し、名古屋大学に入学しました。所属する東洋史学研究室では、専門分野の先生からだけでなく、他分野の先生からの指導も受けることができ、視野を広げることができます。また研究室には長い歴史があり、これまで魏晋南北朝史や明清時代史研究といった分野で学界を牽引する研究者を輩出してきま 私は日本の近現代史、特に日本海軍がどのように青少年を勧誘し志願兵にしていったのかについて大学・大学院と研究してきました。その際、防衛省が所蔵している海軍中央の史料を使用するのみではなく、全国各地にある「兵事資料」と呼ばれる史料などを集めて研究を進めました。当初は海軍についての史料がまとまって残っている地域がないことから苦労しましたが、複数の地域の史料を組み合わせて全体像を描いていく方法で博士論文を執筆し、著書として出版することができました。 こうした私の研究の背景には、名古屋大学日本史学研究室が重視していたフィールドワークを用いた授業がありました。特に当時の天皇陵に現地踏査する授業や研究室旅行は、私が研究者として各地に調査に行く前提として貴重な経験となりました。く図書館に坐して、書を繙いていればよいというはずはない。 むろん、研究は精読に始まり、精読に終わる。その過程で、自分というひとりの人間を知る。テクストを介した自分との対話。読みの癖。私は何を愛し嫌悪し欲望しているのか。そして同時に生起する、書き手という人間との出会い。 そのようにして本を読むこと。読み続けること。同時にひとと交わり、山に海に揉まれ、音楽やスポーツの熱狂に身を投じ、様々な土地に足を運ぶこと。そしてまた本を読むこと。遊びのために義務をこなすのでも、知見を広げるために遊ぶのでもなく、その行為ひとつひとつを享楽する。日々の生活が、Humanitiesの研究であり、遊びである。 ようこそ、ここは遊ぶところです。した。こうして培われてきた史料を一字一句もゆるがせにせずに読み解く授業を通じて、歴史学の着実な研究手法を身に着けることができます。さらに、研究室では多くの蔵書に囲まれながら、院生同士が互いに学びあったり、研究室の会誌に投稿すると大先輩たちから丁寧なアドバイスをいただけたりと、研究室のある日本の大学のメリットを享受することもできます。 この他、特筆したいのは、名古屋大学では博士課程学生への支援がたいへん充実していることです。私はメイク・ニュー・スタンダード次世代研究事業という支援事業に採択され、おかげで研究に専念できるようになったばかりでなく、より研究を社会に役立てたいと考えられるようになりました。 思い切って名古屋大学に入学して正解でした!  たしかに、大学の数や研究拠点の数は関東圏や関西圏の方が多いです。ただ、名古屋はそのどちらにも行きやすいため、東西両方の学会に顔を出し、広い人脈をつくることができます。また、近現代史の場合は名古屋でも研究会を持っているため、関東や関西などで知り合った研究者に名古屋で報告してもらうことで、より深い関係性を築くことができました。この研究会を通じた人脈は私の現在の研究者としてのキャリアを考える上でも重要な役割を担っています。 私自身の現在の研究があるのも、名古屋大学と中京圏の研究環境のおかげだと思っています。今は教員として、中京圏の研究にかかわれていることを嬉しく思います。一緒に中京圏で研究をしませんか?43□□□□□□□□□□□□□□□□□戯れせむとや史料の一字一句もゆるがせにしない中京圏で研究するということ大学院在学生・修了生からのメッセージ

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