「ミクロの世界」を探求する10森 功汰さん*2年からドクターまで希望する学生が教育に参加する。1年生に履修関係の説明をしたり、学生が集まる「Café Quante」を運営したり、先生方の教育委員会の会議に参加したりします。4年生 自分は「ミクロを知りたい」と思っていましたが、入学した時はそれが化学なのか物理なのかわからなかった。1年間いろいろ学んでみて、自分の進むルートが分かって本当に助かりました。しかも、いろんな分野の講義が面白かった。 4年からは希望どおり素粒子論研究室で研究しています。世の中のいろいろな現象を解明していくのが物理学です。「なんでなの?」って気になる人にはお勧めです。物理学科には「学生教育委員会*」があります。自主性と民主性を重んじる気風と、強い学生同士のつながりも特色の一つです。 小学校の時に買ってもらった「原子の絵本」が、自分がミクロに興味を持つ原点だったかな。「これは何でできているんだろう?」。そこから広がっていった。今の研究が面白くて、難しいけれど、行けるところまで行こうと考えています。
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