大きな定理の証明に物語がある08藤井 萌さん*先輩や先生方と数学の問題を議論したり、アドバイスを受けたりする場。博士後期課程1年れでも数学がやりたくて理学部に入りました。 中学2年生の頃に『フェルマーの最終定理』という本を読んで、数学に興味を持ちました。そこで語られている数学者たちの苦悩や成功の物語を知って、数学そのものにも興味が湧きました。 この本との出会いをきっかけにどんどん数学にのめり込み、数学が得意というわけではなかったのですが、そ 数理学科では幾何学、代数、解析ほかたくさんの分野の数学に触れられますし、自分が学びたいものを選べます。「Cafe David*」やゼミや院生室など、人と話せる場所もたくさんあって、自分の「知りたい」がある人にはすごく面白いと思います。 趣味は絵を描いたりゲームを作ったりすることなんですが、数学以外の生活と数学は私の中で相互に関わっていて、こちらで学んだことがもう一方で活かされるみたいなことが多くて楽しいです。
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