名寄市立大学広報誌 Info@NCU 2021 Spring Vol.8
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給食経営管理論実習は旭川の特別養護老人ホームで1週間行いました。調理室に入り、調理・配膳をしたり、実習前に実習生同士で考えたお菓子のメニューをデイサービスの利用者さん用に作ったりしました。臨床栄養学臨地実習は、名寄市内の医療機関で2週間行いました。調理室を見学したり、管理栄養士の方と一緒に患者さんを訪問したり、カンファレンスを見学しました。公衆栄養学臨地実習は、美深町の保健センターで1週間行いました。乳幼児健診・訪問指導・健康づくりの集会へ参加したり、健康講話をセンターの職員さんに向けて行ったり、毎日色々な業務に携わらせていただきました。医療機関での実習では、管理栄養士としての勉強をし直しましたが、過去に学んだ疾患や血液データの基準値等忘れてしまっていることがありました。また、様々な疾患の食事療法や、栄養に関する法律や制度についても予めもっと身に着けておけばよかったと反省しました。保健センターでも、事前の調べものには苦労しましたし、講話のための資料準備も大変でした。毎日多くの実習内容があり、ハードではありましたが、たくさんの方と触れ合うことができたので、どの実習もとても良い経験になりました。また、社会人としての報告・連絡・相談の重要性、挨拶・礼儀をしっかりするという基本的なことを学ぶこともできましたし、自ら学ぶ姿勢や判断して行動することがとても大事だと気づくことができました。3年生の時に、名寄市立総合病院で臨地実習を行いました。実習に向けて、普段の講義から大事だと言われるところはしっかり押さえました。事前学習もしましたが、気持ちの準備も大事で「頑張ろう!」と気合を入れて行ったのを覚えています。実習中は、看護記録に苦労し、深夜までかかることもありました。また、評価に繋がることばかりに気を取られ、患者さんに意識を向けきれていないことがあり反省しました。ですが、実習の本質を理解し、何のため誰のための看護なのかを再認識することが出来たと思います。患者さんと接することは想像以上に難しかったですが、患者さんの痛みや辛さを理解し、何かしたいという気持ちになることができ、これが命を預かる現場なのだと感じました。4年生では、コロナの影響で、5~6月は自宅で遠隔授業を行い、対面が可能になってからは学内実習を行いました。遠隔授業では、先生が患者さん役になった映像を見て、看護過程の記録を作り提出していました。学内実習では、先生が患者さん役になり、実習室でシミュレーションを行いました。先生方が色々な工夫をしてくださり、一人一人に細かく指導をしてくださったので、学びが深まりました。実習に行くまでは、どんな看護師になりたいかというのが漠然としていましたが、実習に行き理想とする看護師を実際に目で見ることで、明確な目標ができモチベーションが上がると思います。また、実習は3~4人のグループで行います。普段からしっかりコミュニケーションを取りチームワークを形成しておくことも大事だと感じました。に興味があり、社会福祉士の現場実習先は医療機関を志望しました。実習先は、学科の先生と面接などをして決めます。希望する実習先に行けるよう、自分の意志を伝えられるようにしておきました。また、当然ですが、普段の勉強もしっかりやっていました。のアプロー等、実習で想定されることを教科書や論文からまとめました。すべてが実習に繋がるわけではありませんが、集中的に社会福祉を学ぶ良い期間になりました。擬面接をしていただき、最終的には患者さんと面接もさせていただきました。実際に働く姿を見て、人と人の繋がりを感じられる温かい一面を見ることが出来ましたし、先輩や上司が先導していく姿を見て「一緒に働きたい!」と憧れました。慮して質問や相談ができず、面接練習でもきちんと気持ちを伝えきれなくて、悔しい思いをしました。自分の長所は「自ら考え行動できる」ことだと思っていましたが、一つずつ周囲に相談しながら行動すべき場面では、逆に短所となってしまい、落ち込むこともありました。その経験を活かすため、次の精神の実習では、自分の気持ちを伝えながら、根拠を持って行動することを学びましたし、常に気持ちを切り替えることを意識しながら実習に臨むことが出来ました。国家資格取得に向けて勉強をしています。卒業後は、医療の現場で、社会福祉士として、患者さんの生活について考えていきたいです。日常生活とは異なる病院生活での支援事前学習では、患者さんとその家族へ実習中は、何度か実習指導者の方と模社会福祉士の実習では、周囲の人に遠現在は社会福祉士と精神保健福祉士の設で主に見学・観察実習をしました。その後、幼稚園実習で指導案などを作る責任実習になります。4年生になり2回目の保育実習をしましたが、1回目と同じ実習先を選びました。が、施設実習では朝ご飯の準備、遅番、宿直もあったので、時間の調整に苦労し、幼稚園実習では、1日の指導案の本数が多くとても苦労しました。ですが、両実習共に、熱心に指導していただいたので、その後の保育園の実習に活かすことができました。実習日誌についても、初めのうちは書くことに慣れていなくて苦労しましたが、幼稚園実習では徐々に慣れていきました。会のない0~1歳児の子どもに対して、おむつ替えやミルクをあげたのがとても良い経験になりました。また、自分が考えたゲームを子どもたちが楽しそうにやってくれた時はすごく達成感がありました。できなかったこともあったので、指導案をあらかじめ先生に相談したり、教材はある程度作って持っていくなど、事前準備の重要性を学びました。違い大変なこともたくさんあり、実習中に自信を無くしてしまうこともありましたが、保育園の方が相談に乗ってくれたり、大学の先生が話を聞いて励ましてくれたおかげで、自信を取り戻すことができました。その経験から、保育園で養護や保育を必要としている子どもとその家庭を支援したいと思うようになり、保育士になることを決意しました!実習では、まず3年生の時、保育園と施最初の保育実習は参与観察のみでした保育園の実習では、日常では関わる機事前に計画していたことが計画通りに実際に実習に行ってみると、想像とは未来の専門職へ向けた4年生からのアドバイスあれこれ名寄市立大学学外実習社会保育学科4年多田有貴子さん看護学科4年加藤珠さん栄養学科4年山田春菜さん社会福祉学科4年畑山紗英さんの

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