名寄市立大学広報誌 Info@NCU 2021 Spring Vol.8
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①経済的に自立した職業に就きたくて悩んでいた時、担任の先生から本学を勧められました。当時、道内唯一の看護系短期大学で、市立であること、寮があることが決め手で、地元の旭川にすぐ帰れるのも動機の一つでした。②名寄の飲食店はどこも美味しいですし、昔から続くお店がたくさんあり街並みが変わらないのも魅力です。本学の魅力は、人とのつながりの強さ・深さです。みんな一人暮らしなので、学内外一緒に過ごすことが増え、その時間が長い分つながりも強くなります。また、卒業後も教員のフォローが続くのも心強いです。働き始めると、楽しさもある分、それ以上に辛いことも多く、悩んだ時は、大学に来て相談社会保育学科准教授傳馬淳一郎栄養学科助教下坂彩①本学の志望動機②卒業生だからこそ伝えられる名寄・本学の魅力①社会人を経験してから保育士資格を得るために、当時の「市立名寄短期大学」に進学をしました。公立短大で学費も安く、保育士・幼稚園教諭の両免を取得でき、地元からも近いため志望に至りました。②私が入学した当時から学生の雰囲気が他と違ったと感じていました。実習で他の短大等から来る学生と一緒になっても、保育や福祉に対する向き合い方が違ったと記憶しています。あれから20年近く経ちますが、その校風や大学の雰囲気は今でも受け継がれています。③保育を学ぶことを夢見て進学してきたので、とに①道内で栄養学を学べる公立大学で少人数のアットホームな環境が魅力で志望しました。②雪質も良くウインタースポーツにはとても良い環境ですし、空気が澄んで星がとてもきれいです。食物の産地が近く、寒さを利用した野菜は甘く感動的です。本学は学生数が少ないので学科を越えて繋がりを持て、ゆったりと時間が流れ、学業や研究・趣味に没頭できます。地域の方々と交流しながら学べて、サークルや卒業研究等でも温かく協力的です。③入学後すぐケーキ屋さんでアルバイトを始め、食物がどのように育ち、加工され口に入るのか体得したくて有志で酪ベジサークルを作りました。道外出③学生時代の過ごし方④新入生へ一言し、時には叱ってもらいました。③勉強とアルバイトが中心でした。友達と日常の中で講義の話をしたり、家に集まって勉強したり、看護技術を実習室で即実践して、できなければ先生を捕まえて教えてもらいました。生活の中で看護に繋がることがたくさんあったと思います。生活費のため週の半分以上アルバイトをしていました。皆さんはバランスよくすることをお勧めします。④様々な事に挑戦する4年間にしてください。対人援助職になるため、挑戦の分、失敗もたくさんありますが、その経験も含め就職後の糧になります。色々経験して、多くの視点を見つけ、楽しい名寄生活にしてください。かく講義や演習、実習が刺激的でした。空き時間も仲間と保育を語り、絵本や手遊びを披露しあい、あっという間に卒業になっていました。④大学時代は、高校までの学びとは全く異なります。自分の学びたい学科で、学ぼうとする専門性を追求し、目指す専門職をつきつめることもできます。進路に迷うこともあるかもしれません。でも、学生時代は、長い人生の中でもほんの一瞬です。コロナ禍の中ではありますが、学生時代の今しかできないことを、ぜひ、満喫してください!身の同級生が約半分で驚きました。2年生になると専門科目も増え、学内実習でバイキング給食など大量調理をしたのが印象的でした。3年生では学外実習や動物実験、栄養教諭の科目など実践的な授業が増えました。友人と励まし合い試験やレポート提出を乗り切りました。アルバイト代を貯めて海外旅行にも行きました。4年生では食品化学の研究室に入り、卒業研究・就活・国試勉強と忙しく充実した1年でした。④講義、サークル、アルバイト、1人暮らしなど新しい体験も多いと思いますが、同じ志を持つ仲間を大事に、充実した4年間を過ごしてください。看護学科助手中島泰葉①進路で悩んでいた時、担任の先生から北海道に公立大学が新設されると聞き興味を持ちました。「医療従事者として役に立ちたい」という目標と、「自然に囲まれ自分のペースで勉強や生活をしたい」という希望に合い、受験を決めました。②「市民とのつながり・市民の温かさ」です。学生生活の中では同級生・先生以外に、様々な方と関わりがあります。下宿の管理人さんご夫婦、アルバイト先の店長さんご夫婦、ボランティアで出会う方々など、多くの出会いに恵まれました。温かいサポートを受け、貴重な体験をさせていただき、大学だけでは学べな①道内で管理栄養士の資格が取れる唯一の公立大学だったので受験しました。②本学は1クラスが少人数なので、高校のような感覚でじっくり授業を受けられます。4学科共通科目もあり、他学科との交流が多いのは、この大学ならではです。また、多くの学生は大学の近くで一人暮らしなので、友達の家との行き来が簡単にでき、飲食店がほぼ徒歩・自転車圏内にあるのも魅力です。③1年生の頃は一人暮らしの生活費とパソコン購入のためアルバイトを3つ掛け持ちしましたが、勉強が疎かになり2年生から減らしました。そこからは勉強、ア社会福祉学科講師看護学科助教江連崇室矢剛志①浪人を考えていた時、進路指導の先生から「北海道の『ナヨセ』という街に大学が新しくできたから受験してみないか」と声を掛けられ、「北の国から」が好きだったこともあり受験しました。振り返ると当時は社会福祉を学びたいという気持ちよりも北海道で大学生活を送りたいという気持ちの方が大きかったように思います。②小さい大学、小さい街だからこそ、自分の行動で社会が変わる瞬間が目に見えることもあり、これは都市部ではなかなか無いことです。③3年生からたくさん本を読むようになりました。きっか①高校時代の友人が、旧短大に入学したことがきっかけで名寄市を知りました。友人から新たに4年制大学として開学する話を聞き、いくつかの大学を受験した中で、自分が大学の歴史を築いていくというところに魅力を感じ、本学を選びました。②学生時代からずっと、市民の方との距離が近いと感じており、それを活かした教育を受けられる環境です。また、教員と学生の距離も近く、日頃の悩みから学習面の悩みまできめ細かく相談に乗ってもらえます。③お金を貯めて車を購入し、名寄市や周辺市町い社会人として大切なことが自然に養われたのは、この地域だからこその大きな魅力です。③学生時代は、学業や友人との時間、趣味、アルバイトを日々楽しみました。友人とドライブしたり、長期休みには一人旅もしました。実習や国試勉強で疲労と不安がある時は、息抜きに下宿の後輩と交流したり、同級生と外食に行き、心身共に無理なく大きな課題を達成することができました。④日本最北端の公立大学!都会にないものが、ここにはあります。興味のあることにどんどん挑戦し学生生活を楽しんでください。ルバイト、プライベートを両立できたと思います。苦学生だったので外食や旅行などはたまにしか行けず地味な生活でしたが、夏はソフトボール、冬はスノーボードを楽しみ、それなりに充実していました。④4年間は長いようであっという間です。また、自由な時間が多くあるのは大学生の特権です。ぜひ楽しく、有益な大学生活を送ってください。困ったことがあれば、学習についてはもちろんのこと、生活やアルバイトのこと等何でもお話を聞きますので、ぜひ気軽に話しかけてください。けは1冊の本との出会いで、なぜ手に取ったか今では覚えていませんが、まともに本を読んだこともない私が夢中になり一気に読みました。この本をきっかけに福祉の歴史に興味を持つようになり、現在はその研究をしています。④学問は暗記するものではなく、「問い」を持ち「答え」を見つける営みです。生活の中に学問はあります。大学生活の中で色々な経験をして、自分の人生のテーマを見つけてみてください。村の魅力を感じながらドライブに出かけていました。また、名寄市内のイベントに参加するなどして市民の方と交流する機会を楽しんでいました。④本学は、都市部の大学と比べて、人と人との距離が近く、最初は戸惑うかもしれませんが、積極的に大学や市内の行事に参加することで、様々な人生経験を積むことができると思います。様々な価値観に触れる機会を通して、専門職としても成長してください。看護学科助教上原主義栄養学科助手外川晴香~名寄市立大学出身の本学教員に聞きました~新入生へメッセージ

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