名寄市立大学広報誌 Info@NCU 2022 Spring Vol.11
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(注①)精神的な落ち込みから回復までの過程卒業研究のテーマ・内容卒業研究のテーマ・内容テーマは【大学生における行事食の実態と日常食の自炊観の関連】です。先行研究を読んでいく中で、行事食と日常食の研究内容に興味を持ち、双方の関連があるかどうかの研究は見受けられなかったので、このテーマに決めました。また、食文化の伝承を推進していきたいという思いがあったのも理由の一つです。テーマは【救急・集中治療領域で新型コロナウイルス感染症患者の看取りを体験した看護師のレジリエンス(注①)】です。救急・集中治療領域で新型コロナウイルス感染症患者の看取りに携わる看護師のレジリエンスを明らかにすることを目的にして研究計画書を作成しました。テーマを選んだきっかけや理由を教えてください苦労したことは何ですか?ゼミの先生と一緒に自分がどんなことを研究したいのかを話していく中でレジリエンスに行きつきました。また、流行していた新型コロナウイルスに関係のある研究をしたいと思ったのがきっかけです。新型コロナウイルスはまだ新しく文献が少なかったことです。ときには海外の文献を読む事もあり、その際は先生に翻訳を手伝ってもらいました。また、私の研究では看取りの体験を看護師の方にインタビュー形式で話していただく必要があるので、心理的負担に配慮しインタビューガイドなども作成しました。(注①)統計解析ソフトウェア苦労したことは何ですか?卒業研究を通して学んだことはありますか?卒業研究を通して学んだことはありますか?アンケートの結果を集計後、有意に関連があるかどうか検定を行うことに苦労しました。パソコンソフトのSPSS(注①)を利用して検定を行いました。質問項目によって用いる検定の種類が異なるのですが、どの検定方法を用いればよいのか分からず、ゼミの先生の力をお借りして、なんとか検定をすることができました。自炊観を高めることにより行事食の実施に繋げることができる可能性があること、また、共食回数の多さが行事食の実施に関連している可能性があると分かりました。継続する力、文章を読解しまとめる力が大事であると学びました。また、五月~九月は実習と並行して行う必要がある為、実習の無い日にコツコツ進めておくなど計画性が重要だと思います。いても共食は推進されていますが、自分が行った研究でも同様の結果であった為、改めて共食の大切さについても学ぶことができました。とには、とことん追求して知識や考えを広げていってほしいと思います。とは全て卒業研究・実習・就職に繋がっていると感じたので一つ一つのことを大切にして大学生活を送って欲しいです。応援しています。どこかで想像していると思いますが、本当に大変です。テーマを決めるときは自分が興味のあることにすると少し楽しくできると思います。研究テーマは日々の実習や演習での疑問がヒントになると思うので、日々の中で生まれた疑問は大切にしてください。詰まったらゼミのメンバーや担当の先生に相談してみると親身に相談にのってくれると思います。後輩たちへメッセージをお願いします後輩たちへメッセージをお願いします第四次食育推進基本計画にお自分自身が興味を持ったこまた、大学生活で学んだこ漠然と卒業研究は大変だと卒業研究を進めていて行きゼミのメンバーや担当教員に助けられました!看護学科4年新沼海空さん\/〇野菜を切って、味付けも自分でする〇カット野菜を買い、味付けは自分でする〇カット野菜を買い、味付けも市販のものを使用【例えば、野菜炒めを作るとき・・・】自炊観高自炊観低自炊観を高めることで、行事食の実施に繋げられるのではないか栄養学科4年石下木綿花さん

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