名寄市立大学 保健福祉学部 令和6年度 入学者選抜要項
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社会福祉学科 社会福祉を基盤とし、生活・健康・教育などについて専門的に学び、一人ひとりを大切にしていく対人援助ができることを目指す学生を求める。 1 入学に向けた望ましい学びや経験 社会福祉士は、障がいがあることや環境上の理由によって、日常生活に困難を抱えている人たちや集団・組織、地域からの福祉に関する相談を受け、助言や指導、関係者との連携・協働、交渉を行う専門職であり、国民の福祉の増進のために活動する。そのためには、人々が生活する地域社会、環境に関心をもち、各種福祉施設等の見学やボランティア活動を体験しておくことも必要である。社会福祉現場においてソーシャルワーカーは、相談に来られる方々と面接を通してアセスメントに必要な情報の収集を行うため、コミュニケーション能力(言語・非言語)や、関係機関・関係職種とチームで活動する協働性や情報の共有、連携調整する能力が必要である。これらのことを意識して、入学前の学習と自発的な活動に臨むことが求められる。 2 社会福祉学科にふさわしい能力や適性 ① 幅広い教科科目について学習し、高い基礎学力を有している。 ② 地域社会や環境問題に関心を持ち、課題解決に向けた意欲を持っている。 ③ 他者理解とコミュニケーションの基礎となるリテラシーを有している。 ④ 自己を適切に表現できるコミュニケーション能力を有している。 ⑤ 自己の生活をマネジメントできる基本的な能力を有している。 ⑥ 論理的な思考力を備えている。 ⑦ 社会的な活動に関する経験や意欲を持っている。 ⑧ 公共性や倫理性を基盤として、グローバルな視点を有している。 社会保育学科 子どもをとりまく社会や環境を広く見据えた保育のあり方を探求し、課題解決に向けて積極的・自発的に学ぶ姿勢をもつ学生を求める。 1 入学に向けた望ましい学びや経験 保育者には、子どもたちに教科書的な知識を教えるよりも、人間形成の基礎を培うことが求められる。もちろん保育の技術も習得しなくてはならないが、とくに大事なものの一つはコミュニケーション能力である。この能力はただ「人と仲良くする」というだけにとどまるものではない。たとえば、共通の目的を達成するために協働する能力、要求や意見の対立を調整し、適切に解決していける能力である。こうした能力は個人の資質や性格によるというよりも、多様な他者と関わる経験を積み重ねることによって形成される。したがって様々な機会や場面で、そうした経験を積んでおくことが望まれる。入学までに習得しておいてほしいことの中に、保育者になるための特別な専門的知識や技能というものはさほどない。大切なのは、子どものような驚きの感覚と幅広い興味と論理的思考能力である。有能な保育者は自然や社会に対して科学的な関心を持ち、広い視野で考えることができる優れた教養人でもある。これらのことを意識して、入学前の学習と活動に臨むことが求められる。 2 社会保育学科にふさわしい能力や適性 ① 幅広い教科科目の学習について、高い基礎学力を有している。 ② 歴史や社会問題に関する知識を身につけている。 ③ 他者理解とコミュニケーションの基礎となるリテラシーを有している。 ④ 自己を適切に表現できるコミュニケーション能力を有している。 ⑤ 論理的な思考力を備えている。 ⑥ 社会的な活動に関する経験や意欲を持っている。 2

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