青森公立大学 2024 入学者選抜要項
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  1 青森公立大学は、青森地域における高度な教育研究機会の確保が求められる中、20万人を超える署名と20億円を超える寄付金など地域の方々の大きな支援と期待を担い、1993年4月、旧青森市と東津軽郡(平内町、旧蟹田町、今別町、蓬田村、旧平舘村、旧三厩村)の3町3村により、経営経済学部経営経済学科を擁する大学として設置されました。 1997年度には、大学院経営経済学研究科(修士課程)が開設され、地域の経営経済領域における高度教育への期待に応え、高度専門職業人の養成がスタートしました。 2006年度には、経営経済学部は「経営学科」、「経済学科」、「地域みらい学科」の3学科に改編され、さらなる教育の充実と地域に貢献する人材の育成を目指しています。2007年度には、大学院が博士後期課程を有する区分制博士課程(前期2年、後期3年)となりました。2009年度には、教職課程が開設され、経営学科では高等学校教諭一種免許状(商業)、経済学科では高等学校教諭一種免許状(公民)を取得するための資格を得ることができるようになりました。そして、2009年4月、公立大学法人として、新たなる一歩を踏み出しました。 地域のニーズに応えるための公開講座の開講や中心市街地の活性化などの地域貢献に積極的に取り組んでいるほか、図書館や講堂・体育館などの施設を地域の方々に利用していただいているなど、地域に根ざした大学として歩んでいます。一方で、アメリカ合衆国・ニュージーランド・イギリスなどの諸外国との国際交流事業も積極的に展開しています。  経営経済学部 経営学科    入学定員125名        経済学科    入学定員130名        地域みらい学科 入学定員 45名  Ⅰ 教育に責任をもち、社会に対して教育の質を保証します。 Ⅱ 学部教育ではなく、学士教育に徹します。 Ⅲ 地域に開かれた大学として地域社会の発展に貢献します。  この教育理念を柱として、本学の教育目的を設定しています。   ※本学は1993(平成5)年の開学以来、学士教育として掲げていますが、『「学士課程教育の構築に向けて」   2008(平成20)年12月24日中央教育審議会(答申)』における学士課程教育と同じです。 経営経済に関する専門的な知識のみではなく、グローバルな視野とコモン・センスの涵養も重要です。広く人間社会に関わる豊かな市民的教養と特殊領域での専門知識を兼備した人間こそが、21世紀に求められる人材です。  本学は、無限の可能性とみずみずしい感受性をもつ若者たちに開かれた学問探究の場であり、受験勉強に疲れ果てた者の休息の場ではありません。知的探求心に燃える若者が、専門的理論と技能、市民的教養を、豊かな学問的雰囲気の中で蓄積し錬磨し、自ら考える楽しみを発見するキャンパスである本学には、単なる知識詰め込み型の講義はありません。 本学は、次の方針を掲げることにより「学士教育」に対する社会的責任を果たします。① 多くのことを教えすぎないこと。② 教えるべきことは徹底して教えること。③ 常になぜかの問いを発し、自分の頭で考えるための知識訓練とそこからの創造性を育むこと。■ 学部・学科及び入学定員■ 教育理念■ 教育目的  「経営経済の専門性をもった教養人の育成」■ 教育の基本方針Ⅰ 青森公立大学の概要■ 青森公立大学の歩み

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