新潟県立看護大学 Campus Guide 2024
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1234567 本学の教育課程は、「地域の人々の健康な暮らしを支える看護職の育成」を目指すために、豊かな人間性と教養を育む「教養科目」、看護学を学ぶ基礎となる保健・医療・福祉に関する幅広い知識を得る「専門基礎科目」、多様な対象の看護ニーズに応えうる知識・技術・態度の育成とともに看護専門職者としての資質を高める「専門科目」の3つの科目群で編成する。生命の尊厳を感受し、深い洞察力に根ざした倫理観を培い、人々の喜び、痛み、苦しみに共感する能力を養う多様な健康状態にある人々と関わることのできる基礎的な専門知識と技術を修得して、根拠に基づいた実践的課題対応能力を養う地域の生活文化を理解し、地域の人々に寄り添い、地域の人々と共に健康で、穏やかに暮らし続けることを目指し、地域に貢献する能力を養う社会情勢の変化や科学技術の発達に主体的・創造的に対応して生涯学習を継続・発展させる態度を養う保健・医療・福祉の分野における多職種と協働・連携し、自己の専門性に対する誇りと責任感を持ち、看護の対象となる人々のニーズに可能な限り専心する態度を養う国内外を活動の場とできる国際的視野をもった専門職としての態度を養う研究的態度を身につけ、看護学を発展させ、看護の専門性を向上させていく能力を養う 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従来のように患者さんやご家族に寄り添うことが制限され、看護のありようは大きく変化しました。このような社会の変化に合わせ、様々な課題に柔軟に立ち向かい、新たなケアを創出していく人材が求められています。本学では、「看護への関心をもち、向上心や探究心をもって主体的に学習や行動ができる人」を求めています。 本学の教育理念は「豊かな人間性と高い倫理観を身につけ、多様に変化する人々の健康と福祉のニーズに柔軟に応えうる人材の育成」であり、特にわが国の地域包括ケアシステムの推進を背景として、「ふれあい実習」「新潟学」などの科目を配置して「地域の人々の健康な暮らしを支える人材の育成」を目指しています。また、看護の対象や療養の場の多様化に対応できるよう「新生児看護論」「認知症ケア論」「エンドオブライフケア論」「フォレンジック看護論」「臨床推論・クリティカルケア演習」などの魅力的な選択科目も準備しています。さらに、看護実践能力を養うために医療現場のリアリティある看護演習を取り入れ、少人数制による臨地実習では担当教員が徹底サポートしています。 学校支援としてクラス担任制をとっており、学修や学生生活、就職やキャリアについて、個々の学生にきめ細やかな支援を心がけています。 看護師や保健師として国内外で活躍したい、看護学を深く探求する研究者になりたい、看護大学で教育者になりたい、地域社会の健康問題を解決していきたいなど、人々の健康や看護に深い関心を持ち、看護学を通して自分の夢を実現したいあなたを全力で支援します。学部長大久保 明子看護学を通して自分の夢を実現したいあなたを全力で支援します教育課程の編成方針教育目標学部長挨拶

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