新潟大学 大学案内 2022
53/92

新潟大学医歯学総合病院は、前身の病院から数えると100年を超える歴史を持つ我が国有数の伝統をもつ病院であり、新潟県内外の多くの医療機関との密接なネットワークを持っています。医歯学総合病院は、厚生労働大臣が承認している「特定機能病院」に新潟県で唯一指定されており、医学・歯学の両面から高度で先進的な医療を提供しているほか、「豊かな人間性と高い倫理性を備えた質の高い医療人を育成する」という県内唯一の医育機関としての目標のもと、卒後の臨床研修や専門研修を行う場として、高度専門医療人の育成を行っています。更に我が国のみならず、国際レベルでの臨床医学・歯学の研究の場として、外国人研究者との研究交流も活発に行われています。また、令和元年9月には、がんゲノム医療拠点病院として指定を受けました。さらに、日本海側で最初の施設である高度救命救急センターによる救急医療の充実とともに、平成24年10月からは医歯学総合病院を基地病院としてドクターヘリの運航が開始されています。早期の治療開始と患者さんの迅速な搬送により、県域の広い新潟県における救急医療に大きく貢献するとともに、地域における安全安心の「最後の砦」としてその使命を果たしています。くわえて、本院は基幹災害拠点病院と新潟DMAT指定医療機関に指定されており、災害時に迅速かつ適切な救護活動ができるよう、日ごろから準備をしています。医学部と歯学部の学生はこのように、教育・研究・診療の領域で時代をリードする医歯学総合病院で臨床実習等を行い、専門職としての技術を習得することとなります。医歯学総合病院 ~最先端の医療を間近で~Pick Up2年生専門科目が始まり、解剖学、生理学、生化学をはじめとする多様な基礎医学、社会医学の科目を学びます。基礎医学では私たちのからだを構造、機能、物質、遺伝子などのさまざまな視点から学んでいきます。社会医学では社会と医学の関わりを学びます。患者さんの心理や社会的背景を理解して、患者さんの個別性を尊重する能力を身につけるため行動科学を学びます。基礎医学と臨床医学を統合的に学ぶ授業も始まります。医学部保健学科看護学専攻の学生と一緒に学ぶ多職種連携教育の授業があります。医学コミュニケーション英語を学ぶ機会もあります。学士編入学生はこの学年から一緒に学びます。3年生基礎医学、社会医学の授業があり、病気の原因を理解する基礎を学びます。1学期から統合臨床医学コースという臨床科目が始まります。シミュレータというロボットを用いて聴診(心音・呼吸音)のトレーニングも受けます。2学期には、「臓器別統合コース」が始まり、具体的な病気について血液、心臓などの臓器別に全身の臓器を順々に学習していきます。授業は、講義とグループ学習を組み合わせて行われます。「医学研究実習」では、医学研究の考え方、実験方法、まとめ方、発表の仕方を学ぶために、希望する研究室(基礎医学・社会医学・臨床医学)に所属し、2か月間研究を行います。学外や海外の研究室に配属される学生もいます。4年生臨床の基本的な技能と態度を学ぶ「臨床実習入門」が行われます。医学知識を評価する共用試験CBT(コンピュータ試験)と、臨床能力を評価する共用試験OSCE(客観的臨床能力試験)が行われます。この試験に合格するとStudent Doctor認定証と大学のロゴマーク入りの白衣を授与されます(白衣式)。白衣式に出席することにより、外来や病棟で患者さんを診療する臨床実習を開始することが認められ、4年生の1月から臨床実習が始まります。4年生~6年生医歯学総合病院と大学の教育関連病院で診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)を行います。また、5年次症候学と6年次臨床医学講義で臨床医学に必要な知識を学びます。最後に、知識を評価する卒業試験(分野別試験)、知識・臨床能力・態度を評価する診療参加型臨床実習後OSCE(PCC-OSCE)を受験します。合格すると卒業資格、すなわち、医師国家試験受験資格を得ることができます。旭町キャンパス52School of Medicine, Faculty of Medicine人文学部教育学部法学部経済科学部理学部工学部農学部創生学部医学部医学科医学部保健学科歯学部大学院

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る