新潟大学 2025 大学案内
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人文学部教育学部法学部経済科学部理学部工学部農学部創生学部医学部医学科医学部保健学科歯学部大学院24Faculty of Law法学部では、講義室に現場を取り入れる「現場主義」を、教育の柱としています。この現場主義は、大学にいながら現場を学ぶことができるということを主眼にしたものです。各界の第一線で活躍されている方々を大学にお招きし、講義室に現場を持ち込んで頂く、そのような講義を通して、学生にアクチュアルな現場体験の機会を提供しています。日々変化しつつある社会の要請に応えるためには、法的思考力の涵養だけではなく、現場の生の声に耳を傾けることも必要です。そのため法学部では、司法書士の先生から現場を学ぶ「司法書士と法」、新潟市の各部署の方から現場を学ぶ「新潟市の行政」、中央官庁や企業、マスコミなど様々な分野で活躍する方から現場を学ぶ「賢人会議」という講義を開講しています。業務内容や経験談を直接聞くことで、進路についての関心や学修へのインセンティブを高めることができます。法学部では、将来法曹(裁判官、検察官、弁護士)を志望する学生向けに、1年次から法学の専門的な学修をする「法曹養成プログラム(法曹コース)」を設置しています。このコースを最短3年間で早期卒業することができ、法科大学院での2年間の専門的な学修と合わせて、最短5年で司法試験の受験が可能になります。これにより、学修期間の短縮と経済的な負担の軽減が期待されます。法学部では、東北大学、神戸大学、慶應義塾大学、中央大学と法曹養成連携協定を締結しており、これらの大学の法科大学院に特別入試で進学することができます。また、法学部では、弁護士資格を有する教員の行う授業など法曹コース専用の授業も提供しており、法学の学修に特化した学びを提供しています。法学部では、学生が卒業後に国際社会やグローバル化した地域社会でも活躍できるように、国際交流にも力を入れています。現在、法学部では、海外の10の大学と交流協定を締結しています。協定校には、新潟大学に在籍したまま留学をすることができます。この場合、留学先大学との単位互換により、留学期間も含めて4年間での卒業が可能になります。また、夏期・春期の長期休暇を利用して、1週間から1か月程度海外の大学に滞在する海外セミナーも用意しています。そのほか、英語で法学・政治学を学ぶことができる科目や、外国人教員から法学・政治学を学ぶことができる科目も提供しています。財務省大臣官房秘書課財務官室課長補佐 長瀬俊孝氏法学部資料室で自主学習中の学生ナント大学(フランス)への留学風景(マラソン大会)現場主義講義室に「現場」を法曹養成プログラム(法曹コース)入学後最短5年で司法試験の受験が可能に!国際交流留学や外国語の授業を通して海外に目を向けてみませんかより詳しい案内は学部案内へ!!

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