新潟大学 2025 大学案内
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1年生12年生23年生34年生46年生65年生5人文学部教育学部法学部経済科学部理学部工学部農学部創生学部医学部医学科医学部保健学科歯学部大学院36School of Medicine, Faculty of Medicine五十嵐キャンパスで他学部の学生と一緒に一般教養(教養教育に関する授業科目)を学びながら、「はじめての医学」で医学を学び始めます。週1回程度旭町キャンパスでも授業が行われ、「医学論文を読む」では英語の論文を教員と共に少人数のグループで読み、「医学入門」では最先端の医学研究や医療プロフェッショナリズム、医療コミュニケーションなどを学びます。また、「早期医学体験実習」では実際の医療現場で働く医師のシャドウイングを行い、医師という職業、多職種連携、患者さんについて学び、新潟における医療について議論・発表します。臨床科目が始まり、「統合臨床医学」では基本的な医療面接、身体診察のトレーニングをシミュレータなどを用いて学びます。「臓器別統合コース」では講義とグループ学習を組み合わせ、具体的な疾患について血液や心臓などの臓器別に全身の臓器を順々に学習していきます。「医学研究実習」では医学研究の考え方・実験方法・まとめ方などを学ぶために研究室に所属して2か月間研究を行い、最後に研究成果を発表します。学外や海外の研究室に配属される学生もいます。病院看護実習、訪問看護実習で、多職種連携、在宅医療と病院医療の違いを学びます。医歯学総合病院と県内外の教育関連病院およびイギリス・インドネシアなど海外の医学部で「臨床実習Ⅱ」が行われます。診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)と呼ばれ、診療チームの一員として参加します。また、5年生では「症候学」、6年生では「臨床医学講義」で、臨床現場に即した知識を学びます。最後に、知識を評価する卒業試験(分野別試験)、知識・技能・態度を評価する臨床実習後OSCEを受験し両方に合格すると、卒業資格すなわち医師国家試験の受験資格を得ることができます。旭町キャンパスにて解剖学、生理学、生化学をはじめとする多様な基礎医学や社会医学などの専門科目が始まります。基礎医学では、私たちのからだを構造、機能、物質、遺伝子など様々な視点から学び、社会医学では、社会と医学の関わりを学びながら、患者さんの個別性を尊重する能力を身につけるための行動科学を学びます。介護福祉施設等での医療体験実習で生活者としての患者さんと接し、総合的に患者さんを診る姿勢を養います。英語で臨床医学を学ぶための基礎力をつける医学英語のコースもあります。「臨床実習入門」が行われ、医療面接、身体診察や手技など患者さんを診療するための臨床の基本的な技能や態度を様々な方法で学修します。その修得度をはかるため、医学知識を評価する共用試験CBT(コンピュータ試験)と、臨床能力を評価する共用試験OSCE(客観的臨床能力試験)を受験し、両方に合格すると、臨床実習生(医学)の称号を付与されます。外来や病棟で患者さんを診療する「臨床実習Ⅰ」が始まります。より詳しい案内は学部案内へ!!

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