新潟大学 2025 大学案内
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43Graduate School教育学)現代社会文化研究科では、時代の変化に対応できる「課題研究能力」を有した人材の育成を目指します。現代の社会は、自己責任型社会へ急速に転換しつつあります。自己責任型社会では、時代の変化に、私たちが主体的に対応できる能力が求められます。それには、自分で学ぶ能力を基礎にして、将来の課題を探求し、幅広い視野から総合的な判断を下すことができる課題探求能力を習得する必要があります。1) 人文科学・法学・経済学・教育科学にまたがる多数の教員による、自分の研究課題に沿う指導を受けることが可能2) 学生一人ひとりの研究課題に応じた履修指導と論文指導を行う履修指導委員会を設置3) 博士前期課程では、各自の課題を探求するのに必要な専門的学力の習得、博士後期課程では、課題解決能力の獲得を目指したカリキュラム4) 各自の研究課題に応じた学位を取得可能5) 社会人や外国人を対象にした特別入試の実施6) 博士前期課程では2年、博士後期課程では3年の標準修業年限で学位を取得する履修体制自然科学研究科は、博士前期課程(2年)と、博士後期課程(3年)を持つ区分制大学院であり、前期課程修了生には修士の学位が、後期課程修了生には博士の学位が授与されます。自然科学研究科では、国際的な先端研究や生産現場や地域の要望に応える研究など、理工農学災害復興分野の基礎ならびに応用に関する教育と研究を通して、それぞれの専門分野での研究能力を育成するとともに、幅広い視野と創造性豊かな人材の養成を目指します。教員からの緊密な指導、学会発表や、論文執筆など未知の分野の研究への挑戦を通して、これからの学術、文化、技術の進展に対応し、各分野の課題を解決できる能力を持ち、実社会に役立つ研究者、教育者、技術者などの育成を目指します。研究室における研究発表会での様子胚の顕微操作の様子取得できる学位修士( 文学、法学、行政学、経済学、公共経営学、経営学、学術)博士( 学術、文学、法学、経済学、取得できる学位修士( 学術、理学、工学、農学)博士( 学術、理学、工学、農学)現代社会文化研究科自然科学研究科特色特色博士前期課程 現代は、科学技術の発展が急速で学部教育のみでは専門家として認められない場合が多くあります。博士前期課程では、学部だけでは十分に達成できない各分野の研究能力や、技術者など専門職業人としての知識と能力を身につけることができます。学部教育との継続性を配慮し、新潟大学の学部出身学生の大学院への進学に配慮するとともに、他大学の学生や留学生にも広く門戸を開き親身の指導をしています。博士後期課程 博士後期課程では、高度な専門性の高い研究を通して、研究者や高度な技術者などを育成します。博士後期課程では、博士前期課程からの進学者だけでなく、社会人、留学生、修士既修了者の入学も歓迎し、3年での博士の学位取得が可能です。

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