新潟大学 2025 大学案内
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8Niigata University学業内容お気に入りContentFavoriteSTUDENT VOICEPROFILE■研究室での研修同じ研究室に所属している3年生4人に対して、研究室の先生が直接「実験の原理・原則」を教えてくださる貴重な時間です。「この実験は何のためにやるのか?」という目的をしっかりと理解した上で、実験方法やその手順について、一つひとつ丁寧に指導を受けます。卒業研究、大学院での研究と、今後の研究活動の全ての基礎となるものだと思うので、先生から習うことの全てを吸収するつもりで毎回臨んでいます。■学生居室私が所属する研究室には、大学院生を含め計12人の学生が所属しています。先生が気さくに接してくださるため、先生と学生たちとの距離も近く、この学生居室も気軽に立ち寄れる居心地の良い場所です。研究室への配属が決まった頃には、「3年生歓迎会」もここで開催してもらいました。先生がもらってきたキャッサバをここで調理して食べたり、野菜の収穫期には大量にニンジンがあったりと、みんなが集う、明るく楽しいこの場所がお気に入りです。農学部農学科登坂圭達さん(北越高等学校出身)実家が稲作の兼業農家なので、植物に触れる機会は幼い頃からありました。その植物が「病気にかかる」と高校の生物の授業で知って驚き、「植物病理学」という学問に興味を持ちました。あなたにとって「真の強さ」とは?私にとって「真の強さ」とは、「自分の考えにとらわれず、さまざまな角度から考えられること」です。日々の実験を通して思ったように結果が出ないことも多いと感じています。自分が考えた結果と全く違う結果が出ることがよくあるので、そのたびに自分の考えにとらわれていては前へ進めません。先輩や友人に意見を聞くなど、さまざまな角度からの考え方を得て、まずはそれらを受け入れるようにしています。その上で、どこが間違っていそうか、正しそうかを、自分の考えで判断していきます。このように、自分が思った通りにいかない場合も、そのたびに考え方の引き出しが増えるので、マイナスではなくむしろプラスなのだと思うのです。

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