名古屋工業大学 2024年度(令和6年度) 工学部 入学者選抜要項
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4本学が特に求める科目の学力数学・理科の筆記試験及び集団面接での評点を総合して選抜します。集団面接では,幅広い工学や科学技術への関心,新たなことを創造する意欲,並びにコミュニケーション力を問います。数学においては数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ及び数学A・Bを学習していることを求めます。特に,現象やしくみを数理的に表現し,その法則性や特性について解析するために必要な数学の基礎を習得していることが必要です。理科においては物理又は化学のいずれかの科目を習得していることを求めます。特に,物理現象や化学現象を支配する法則とそれらを記述及び操作するための基本的知識,またそれを活用する能力が必要です。英語においては英文を論理的に読解する能力とそのために必要な語彙力,文法の知識,また自分の考えを英文によって表現する能力を求めます。教育理念に従って人材を育成するため,以下の観点から,教育課程を編成しています。本課程では,高校までに学んだ基礎学力の上に,工学技術者の使命への理解,社会や現象を解析・モデル化する能力,工学の専門知識とこれを活用する能力を身につけ,未来社会をつくりだす人材を育成します。1 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力,及び技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観を身につける。そのため,学習への態度とキャリア像を涵養させる1年次前期の科目の後,技術的観点から人間,文化,社会を考察する力を養う人間社会科目と,技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観を養う産業・経営リテラシー科目を学習させる。2 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養を身につける。そのため,自然科学基礎科目と各分野の専門科目において数理的基礎を学習させる。3 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力を身につける。そのため,グローバルコミュニケーション科目を置く。また,グループでの議論・発表・作業を通じてこれらの能力を涵養する。4 基幹となる専門分野の基礎と他の分野の知識・技術を関連づける能力を身につける。基幹となる専門分野の基礎を学ぶため,主軸専門科目を置く。また,創造工学設計科目で他の工学分野を含む専門科目を学び,研究活動に取り組ませ,知識・技術を総合し創造する能力,必要な知識・技術を自身で習得する能力を養う。5 技術を多面的に見るための手法・態度や技術革新の要素に関する基礎的知識を身につける。そのため,技術を多面的に見るための手法・態度や技術革新の要素に関する基礎的知識を身につける工学デザイン科目を置く。以上によって,効果的な教育を行うため,共通科目と工学の専門の基礎知識及び関心を広げる科目を,相互関連を意識できるように1年次から4年次まで段階的に習得させます。なお,学修成果の評価は,各授業科目における達成目標の達成度に基づき,公正・厳格な成績評価を行い,ディプロマ・ポリシーに示す知識と能力の達成度を評します。また,本課程は,大学院博士前期課程までに学修することを前提とし,大学院へ入学できる学力を得られるよう個別指導,自律的な学習計画・キャリア計画を重視し,学期ごとの達成度評価を行います。工学部は,教育理念に従って次の専門知識や能力を有する技術者を輩出します。名古屋工業大学学則で定める卒業認定の要件を満たした学生に学士の学位を授与します。1 人間,文化,社会を理解し,それらを技術的観点から考察する能力と技術を新しい生活につなぐ強い使命感・責任感,高い倫理観2 現象の理解・操作のための数理的基礎知識と科学的素養3 国内外の人々と対話できるコミュニケーション力と論理的思考力4 基幹となる専門分野の基礎知識と他の分野の知識・技術を関連づけ多面的に見ることで新たな価値を創出する能力創造工学教育課程において学士の学位が与えられるのは,工学技術者が果たすべき責任をよく理解し,工学に関する専門知識と経験及び俯瞰的な理解をもち,多様な人材との協働によって新たな価値の創出に貢献することのできる人物です。カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

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