名古屋工業大学 大学・大学院案内 2024
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工学部10●教員からのメッセージ高橋 聡 教授原子の配列や電子構造の理解を通じて、高機能化・高強度化を実現する新素材設計・開発に資する教育と研究を行います。航空機や自動車を進歩させる軽量・高強度な金属材料開発 新材料の発見がイノベーションをもたらしてきました。持続可能社会や高度情報化社会を作りあげるためにも、これを支える高度な機能をもつ材料の開発が求められています。材料の機 「物理」をキーワードに「未来のものづくり」に貢献する学科です。金属原子を自在に操り材料が持つ特長を最大限に引き出す「材料機能分野」、材料の機能発現における現象をミクロ・マクロの世界で解明する「応用物理分野」。2つの分野融合から新材料開発にアプローチします。物理の原理に基づいて、ミクロからマクロまでの諸現象を解析し、材料の高性能化とその応用技術に寄与する教育と研究を行います。能は物理法則が決めています。新材料の開発には物理的性質の究明を欠かすことはできません。物理工学科では、新時代を拓く物理の基礎に基づく材料工学を学ぶことができます。 次世代リチウムイオン電池材料の開発世界最高性能の大型放射光施設SPring-8での実験物質の性質をミクロの物理法則から解明する、物性物理の理論研究を行っています。物理工学科WEBサイトPhysical Science and Engineering材料機能分野応用物理分野物理工学は新しい材料や新しいモノの使い方を生み出し、社会を変える力を持っています物理工学科

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