名古屋工業大学 大学・大学院案内 2024
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 ●学部生からのメッセージ山崎 朱夏さん山本 彩加さん基幹工学教育課程(環境都市工学コース) 本学の所在する中京地域では、輸送機器の製造を中心に、機械加工、材料科学、エレクトロニクス、航空宇宙、設備などに関する産業が、世界的な視点から見ても非常に発展しています。中でも、電気電子工学、機械工学、土木工学に関する学問・技術分野は、“産業の基幹”となっています。 基幹工学教育課程には、こうした中京地域の産業構造の実態を勘案して、「電気・機械工学コース」と「環境都市工学コース」の2コースを設定しています。理系全般の基礎からしっかりと学び、専門科目を段階を踏んで学習できますので、高校での専門科に拘ることなくコースを選んで進学し、新たな工学分野へ果敢に挑戦されることを期待しています。電気・機械工学コース 世界をリードする我が国の電子・機械製品群の企画・開発・設計から製造を担う人材を、工学基礎と電気・機械工学専門基礎の学修により育成します。本コースには、「エレクトロニクス・メカトロニクス」と「機械の原理・設計・生産」に関する推奨履修モデルを設定し、それぞれに対応する工学専門教育を行います。環境都市工学コース 持続可能な魅力ある街・都市・国土づくりに必要な設計・施工・管理を担う人材を、工学基礎と土木工学専門基礎の学修により育成します。本コースには、「安全・安心な都市・地域・国づくり」と「インフラメンテナンス」に関する推奨履修モデルを設定し、それぞれに対応する工学専門教育を行います。基幹工学教育課程(夜間主) 基幹工学教育課程の教育目標である「基幹工学の実践教育実現」のために、インターンシップ、実践研究セミナー、卒業研究ゼミナール、技術開発に関する特別講義などの科目構成を、2コースで共通設定し、就業現場で工学的に解決が望まれる実践的技術課題の抽出と設定、 解決手法の研究と実践、課題設定型の業務実施など、企業・行政と教員・学生が連携した実践的教育・研究として、学習・進路指導も併せて昼間部と同一の教員が指導・実施します。 昼はコンサルタント会社で先輩の指導を受けながらCADソフトを使って設計や、数量計算、資料作成などの仕事をし、夕方からは大学で勉強しています。働きながら学ぶのは、けっして楽ではありませんが、基礎からしっかりと学んで成長を感じる充実した日々です。1年生では2つのコースで同じ授業を受けるので分野を越えた交流ができ、授業も難しいところもありますがお互いに助け合っています。23コース紹介

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