ii I 畜産科学課程|Obhiro Unversity of Agriculture andVeterinary Medicine |CAMPUSGUDE202528Voice Of ProfessorVOICEVOICEYOSHIKAWA Naoki吉川 直輝畜産科学課程4年北海道帯広柏葉高等学校出身は、物価高を背景に「プライベートブランドの販売数量が伸びている」という経済ニュース、そしてプライベートブランドが充実している企業を就職活動の対象としていたことがきっかけで、プライベートブランドについてもっと知りたいという思いから決めました。また、先行研究やデータには古いものが多かったため、最新の消費者の認識、動向を知りたいと考えたことも理由のひとつです。動物や食べ物が好きで畜大に入学しましたが、社会や経済系の講義が面白く魅力的と感じたので農業経済学ユニットを選択しました。こうした選択肢の幅広さは、畜大ならではだと思います。十勝は、企業的農業者と食を中心とした産業の集積が進んでいる日本でも稀な地域です。その十勝で地域の農業機関や企業の協力を得ながら、アグリフードビジネスや地域づくりのスペシャリストとして活躍できる人材を養成しています。卒業生は食品関連をはじめとするさまざまな企業や、農協、行政、試験研究機関、その他の幅広い領域で活躍しています。KASHIMOTO Nozomi樫本 望未畜産科学課程4年藤枝明誠高等学校(静岡県)出身ぼす影響というテーマで研究を行いました。20代から50代の女性を対象にアンケートを実施。集計した回答データ分析の段階では有意な差は表れてなく、有意な差が表れなかった要因について分析を加えているところです。アンケートは紙とオンラインで行いました。サンプル数を「いかに確保するか」が重要であることから、オンラインでの拡散方法の工夫や多方面への協力依頼を行い、サンプル数を確保しました。農畜産業とは距離があるように思える研究ですが、こうした幅の広い研究にも取り組めるところが農業経済学ユニットの魅力の一つだと思います。KONO Hiroichi耕野 拓一教授暮らしに身近なのに最新のデータが少ないプライベートブランドに対する認識に最新情報をプライベートブランドの認識調査を研究テーマとしました。このテーマ地域づくり・アグリフードビジネスのスペシャリストになる購買行動にパートナーが及ぼす影響を調査消費者の行動を知ればビジネスヒントが見えてくる働く女性の食料品の購買行動においてパートナーが買い物満足度におよ1011
元のページ ../index.html#29