帯広畜産大学 ちくだいパンフ2025
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国際交ii I 流|Obhiro Unversity of Agriculture andVeterinary Medicine |CAMPUSGUDE202537中南米6名青年海外協力隊(JICA)による学生海外派遣CHIBA Rikuto千葉 陸斗共同獣医学課程5年北海道旭川北高等学校出身What is JICA?ペルー共和国( 畜大生グローバルチャレンジ −帯広畜産大学基金助成事業−)渡航期間/2023年7〜8月パラグアイ共和国(帯広−JICA協力隊連携事業)渡航期間/2024年2〜3月Perúカナダアルバータ大学パラグアイアスンシオン大学そこで2019年度の「大学生訪韓団」に応募し派遣が決まっていましたが、残念なことに「コロナ禍」により、オンライン交流となってしまいました。この体験がとても心残りで、改めて「パンデミックが収束したら海外留学へ」と決意を新たに。そして、畜大独自の「海外留学のための助成事業」があることを学生支援課で教えていただき、南米・ペルーへ。熱帯雨林に4週間滞在し、環境保護ボランティアを行いました。主な活動は、野生動植物のデータ採集や傷病動物のケアの補助です。この体験を通じ、環境問題を身近な課題として認識できました。また2024年春にはJICAのボランティアに参加し、パラグアイへ。この活動が酪農家の一助になればと思います。ペルーとパラグアイの経験で得た学びを今後社会に発信していきたいと考えています。短期隊員58名)の在学生・卒業生を派遣しています。隊員は乳質や飼料の改善などさまざまな活動に従事しており、パラグアイ側、日本側双方から高い評価を得ています。なお、派遣者は、学内で公募・選抜し(長期派遣は卒業生を含む)、在学生は授業科目「海外フィールドワーク」の単位を取得できます。アメリカコーネル大学ウィスコンシン大学外国人留学生InternationalExchange※畜大生グローバルチャレンジは、海外留学を通じた国際感覚の醸成および世界で活躍できるグローバル人材の育成を目的として、海外留学に係る費用の一部を帯広畜産大学基金により支援します。独立行政法人国際協力機構の通称でJapan International Cooperation Agencyの略。青年海外協力隊で有名ですが、開発途上国に専門的な技術や知識を持った人を派遣したり、また途上国から人を招いて研修を行うなど、開発途上国の発展支援・紛争後の復興支援・平和構築のための活動など、人を通じた国際協力に貢献している機関です。民間企業や大学なども技術協力で貢献しています。ているJICA草の根技術協力事業『パラグアイ酪農の持続可能な発展をめざすネットワークを活用した酪農家支援体制プロジェクト(PROMELE3)』と連携する形で対象農協の獣医師らとともに酪農家の生計向上を目的として活動しています。 このプロジェクトでは2024年3月末までに76名(長期隊員18名、帯広畜産大学の国際貢献・国際連携活動は多岐にわたり、これまで多数のJICA研修員受入れ事業や国際協力プロジェクトへの専門家派遣、青年海外協力隊などのJICAボランティア事業への参加の実績があり、国内外から高い評価を得ています。本学では、国際的に活躍できる人材の育成を行うため、学内における獣医・農畜産融合の実践的教育プログラムのほか、JICAとの連携による国際協力経験機会や、海外協定締結大学への留学などさまざまな学生海外派遣プログラムを提供しています。また、キャンパス内には、協定締結校をはじめとした世界各国からの留学生やJICA研修員が毎年多数在籍しており、学生総数1,400名ほどの小規模大学ながら、学内において多様な価値観や言語、文化に触れる国際交流の機会が得られます。本学ではこれまで、在学生・卒業生合わせて365名以上のJICA青年海外協力隊員を輩出しており、2012年度から「帯広−JICA協力隊連携事業」を開始しました。具体的な取り組みとして、南米パラグアイ南東部に位置するイタプア県、アルト・パラナ県へ隊員を派遣し、2022年3月より本学が実施しPerúParaguay世界が願う動物との共存、食料問題がテーマペルーとパラグアイで得た学びを社会へと発信していきたい入学当初から「海外留学」に興味を持っていました。国際交流

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