帯広畜産大学 ちくだいパンフ2025
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大学ii I 院|Obhiro Unversity of Agriculture andVeterinary Medicine |CAMPUSGUDE2025ドローンによるモニタリングで家畜の餌となる採53OKOSHI Shoji大越 証路大学院畜産学研究科 畜産科学専攻博士前期課程環境生態学コース1年2023年3月 畜産科学課程[環境生態学ユニット]卒業杜若高等学校(愛知県)出身草地の草量を推定する研究を卒業研究で行いました。広域のモニタリングが得意なリモートセンシングは、草地生態系の生物と環境の健康診断ツールです。修士課程に進学後は、北海道全域へ拡大するため、ドローンから衛星画像へスケールアップする方法の開発に取り組んでいます。北海道内の複数地域でドローンから草量の予測を行い、その結果を衛星画像の教師データとして深層学習させることで、人工衛星から草量を推定する試みです。草地生態系の維持・管理に関わる課題を生態学とIT(情報通信技術)の融合で解決に導く、こうした研究を学内でも実施できる環境は、とても魅力的だと感じています。畜産科学課程[環境生態学ユニット]環境生態学コースドローンや衛星画像による草地生態系の健康診断Laboratory of Ecology and Environmental Science環境生態学コース

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