帯広畜産大学 ちくだいパンフ2025
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大学ii I 院|Obhiro Unversity of Agriculture andVeterinary Medicine |CAMPUSGUDE2025バイオ炭を混合した家畜ふん尿の堆肥化実験、加54畜産科学課程[農業環境工学ユニット]農業環境工学コースWATANABE Kotoha渡邉 琴羽大学院畜産学研究科 畜産科学専攻博士前期課程農業環境工学コース2年2022年3月 畜産科学課程[農業環境工学ユニット]卒業飛龍高等学校(静岡県)出身えて、製造されたバイオ炭混合堆肥を用いたコマツナ栽培実験、放出されるガス量などを評価するガスフラックス測定を組み合わせ、バイオ炭混合効果を総合的に評価する研究を進めました。きっかけは、本州の多くの牧場が抱えている「におい」に関する課題。家畜ふん尿の堆肥化にコストや労力を掛けているにも関わらず、トラブルが起きがちだといいます。そこで、学部卒業研究で「堆肥化中の悪臭を防ぐ研究」に取り組み、修士課程ではその研究をさらに一歩進めたテーマとしました。地球温暖化との関わりが深い、炭素貯留の観点からも注目されるバイオ炭の可能性を知ることができました。バイオ炭混合による堆肥化を追求し牧場が抱える課題解決へLaboratory of Engineering for Agriculture農業環境工学コース

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