iiI andVeterinaryMedicine|CAMPUSGUDE2026ityofAgriculture共同獣医学課程|ObhiroUnvers画像診断と特殊診断の機能を搭載する診断車WADA Ayumi動物を搬入できる臨床講義室FUJII Asahi共同獣医学課程 5年北海道旭川東高等学校出身共同獣医学課程 5年田園調布学園中等部・高等部(東京都)出身18応用獣医学系和田 あゆみ機能学系藤井 あさひ基礎獣医学分野基礎獣医学分野V O I C EV O I C E家畜を使った実践的な実習が本学の魅力将来は獣医師として食の安全に貢献したい国際水準の獣医学教育を実践入学前は視野になかった感染症の研究へ研究職へ進んでワクチン開発に携わりたいイメージで、研究分野は決めていませんでしたが、本学の感染症学の講義や高病原性鳥インフルエンザの疾病対策の話を聞いて興味を持ち、感染症学が研究できる今の研究室を選択しました。特に牛の口蹄疫についての講義は印象的で、2010 年に大きな農業被害を生んだ宮崎県での口蹄疫流行の事例を学ぶなかで、ワクチンの重要性と制度や認識の問題などに気づかされました。現在はワクチン開発の基礎研究として、さまざまな論文を読んだり実験をしたりしており、ますます研究職を目指す気持ちが強くなっています。将来は研究機関などで、産業動物を対象にしたワクチン開発に携わりたいと思います。ニングをしたり、学生が助手や機械出しを担当する手術が行われたりなど、産業動物臨床の分野に進みたい人にとって魅力的な環境が整っています。私が特に印象深かったのは、保健所や家畜保健衛生所、浄水場など学外の施設におもむいて、仕事の現場を実際に見ることができた獣医公衆衛生学実習です。こうした実習や講義を通して、獣医師が食料の安定供給に大きな役割を果たしていることを知りました。将来は獣医師として産業動物臨床や公衆衛生の分野で働き、北海道の食の安全を守ることに貢献したいと考えています。2019 年、本学と北海道大学の共同獣医学課程は欧州獣医学教育機関協会(EAEVE)の国際認証を取得しました。2015 年9月には産業動物臨床棟、産業動物飼育棟が完成。動物・食品検査診断センターや病態診断棟と接続され、臨床から病理検査までが一連の流れとして可能となりました。2018 年には遠隔地での迅速な高度診療をめざした画像診断と特殊診断の機能を搭載する2台の診断車を導入しました。さらに、欧米・アジア地域の獣医系大学と学術協定を結び、国際基準の獣医学教育の促進を図っています。げられます。エコーを用いて牛の妊娠鑑定の補助や繁殖健診のトレー水 族館獣医師に憧れて本学に進学しました。入学前、獣医といえば臨床の本 学の特色の一つとして、実習による実践的な経験ができるところがあ0302
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