帯広畜産大学 ちくだいパンフ2026
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iiI andVeterinaryMedicine|CAMPUSGUDE2026ityofAgriculture畜産科学課程|ObhiroUnversKUME HonamiHIROTA ReinaNADE Toshihiro畜産科学課程 3年千葉県立船橋東高等学校出身畜産科学課程 3年埼玉県立熊谷農業高等学校出身撫 年浩 教授久米 穂波廣田 嶺奈22V O I C EV O I C EP R O F E S S O R V O I C E理論と実践を融合した学びが本学の魅力行動学・遺伝子学に関わる研究を深めていきたい畜産業の未来を担う実践的能力を、恵まれた環境で育むニワトリを解剖し、消化器をスケッチするなど、高校ではできない体験と発展させた知識を得られています。道端の雑草でウシのエサであるサイレージを作る実験もし、今後は実際にウシに与えたいと考えています。農業高校の教師が目標なので、将来は飼育と環境を考える授業をし、生徒と一緒に近隣の草でサイレージを作り、通常のものとの嗜好性の違いを実験してみたいですね。本学ならではのこととして、農家バイトができ、収穫したジャガイモをもらうなどうれしい体験もしました。面白いと思うことにチャレンジしていけば、自分にぴったりの分野を見つけることができると思います。育や観察、実験ができるため理論と実践を融合した学びが得られるだけでなく、家畜の健康や行動、アニマルウェルフェアなどの福祉を科学的に学ぶことで、畜産技術者にとって必要な知識と経験が深められるところです。私自身もそうした授業の中で、今携わっている鶏の生態やアニマルウェルフェアの観点から見た飼育方法の差などの知見を広げてきました。実践的な技術を学んだことで現場の困難に気づくこともできたので、今後は行動学・遺伝学の研究を深めて、将来はその研究で養鶏産業に貢献できればと思っています。広大なキャンパスにある畜産フィールド科学センターで、実際に飼畜産学とは、さまざまな分野を包括した総合的な学問です。なかでも家畜そのものとその利用法を扱うのが、家畜生産科学です。本ユニットでは国内最大級の農畜産地帯である十勝・帯広の恵まれた環境を活かし、体系的な講義と実習を実施します。家畜を知り、家畜を生かし、家畜を利用することを学ぶことで、生命科学分野から畜産現場まで幅広く活躍できる能力を養います。学校でも日常生活でも畜大ならではの経験ができるさまざまな挑戦をして自分にぴったりの分野を見つけて農 業高校で畜産について学んでいましたが、本学の実習ではブタ、ヒツジ、鶏 の行動に関与する遺伝子座について研究しています。本学の魅力は、0504

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