iiI andVeterinaryMedicine|CAMPUSGUDE2026ityofAgriculture畜産科学課程|ObhiroUnversOGURA NobumichiTAKATA KanenoriMAKINO Saho畜産科学課程 4年三輪田学園高等学校(東京都)出身畜産科学課程 4年群馬県立太田高等学校出身高田 兼則 教授小倉 信道牧野 沙帆26V O I C EV O I C EP R O F E S S O R V O I C E研究室の仲間と切磋琢磨しながら健康をサポートする食品の機能性成分について研究食品の機能・加工特性を実技重視で総合的に学び、国家資格取得も食の全体像を学んだうえで分野ごとの知識を深め漠然とした憧れが酵素の研究にまでたどり着いた験の面白さと食品加工への関心が深まりました。食品成分の分析や乳酸菌の同定でも、手を動かす実験の重要性を知りました。現在は野沢菜に含まれる機能性成分が、身体の炎症反応を抑制するかどうか、どのようなメカニズムで抗炎症作用を発揮するかを研究しています。さらに大学院でも、体に良い影響を与える食品の機能性成分についての研究を進めていきたいと思っています。卒業研究では実験が思うように進まず苦しんだこともありましたが、同級生とともに切磋琢磨しながら乗り越えたことも、とても良い思い出です。法の違いなどが、味や食感にどのような影響を与えるかの授業で、実私たちを日々支える大事な「食」について、食品自身の栄養機能や生体機能調節に加えて、食品の加工特性や品質管理まで含めた総合的な食品科学教育を、実技重視で提供しています。また、食の安全を支える「食品衛生管理者任用資格」などの実用的な資格取得も可能で、卒業生は食品産業からバイオ関連企業まで幅広く活躍しています。れた北海道の生活に憧れたことでした。そんな漠然とした目的で入学しましたが、1 年次に食材が消費者に届くまでのプロセスなど、食にまつわる全体像を多角的に学び、2 年次から専門的な知識を深められるカリキュラムで学ぶうちに、食品加工のなかでも特に食材に風味を生み出す微生物の研究にたどり着きました。卒業研究では、肉に生えるカビが生む酵素について研究し、今後は大学院に進学して、タンパク質分解後のアミノ酸や香気成分などの風味について知見を深めたいと思っています。実習で学生同士が協力しあい、仲間と共に学んだり遊んだりできる楽しい学生生活も魅力です。ア イスクリームやソーセージ、パンといった加工食品の添加物や製造方進 学を決めたきっかけは、本学を舞台にした漫画を読み、その中で描か0908
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