畜産科学課iiI andVeterinaryMedicine|CAMPUSGUDE2026ityofAgriculture程|ObhiroUnversKAMON SayahoMORITA Nanami34G R A D U A T E V O I C E加門 沙也穂さんS T U D E N T V O I C E 森田 七海卒論や実習でのエピソードが生徒に人気生物の勉強を通して豊かな人生を送ってほしい本学で学んだ「わかる授業よりも面白い授業を」多方面で大いに挑戦して視野を広げて 教職に就いた卒業生勤務先北海道旭川北高等学校https://www.asahikawakita.hokkaido-c.ed.jp/ 教職課程を履修した学生教育実習先酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校農業科https://www.san-ai.ed.jp/2023年3月 畜産科学課程卒業[環境生態学ユニット]北海道旭川東高等学校出身畜産科学課程4年[家畜生産科学ユニット]酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校出身み立てることや、生徒から思いもよらない質問や反応などがあることが楽しいですね。授業のなかで卒業研究や大学での実習のさまざまなエピソードを話すと、興味津々で聞いてくれます。また、教職課程で実験の大切さを学んだので、1単元に1回は必ず実験をしています。大学で昆虫研究をしていたときから昆虫を飼育しており、これまでずっと飼い続けているその昆虫を使った実習も好評です。私の授業を受けて、生物が好きになったという生徒もいて、先生をやって良かったと感じています。成績を上げることももちろん大切ではありますが、教え子たちには身の周りの生物や現象に興味をもってもらい、豊かな人生を送ってもらいたいので、日々そのために何をすべきかを考えて仕事をしています。高校生をサポートする側になるとは思っていませんでした。実習では、本学で学んだことを日々実践しています。特に教職課程で学んだ「わかる授業よりも面白い授業を」というフレーズは、はじめは半信半疑でしたが、実際に授業をするようになり、確信に変わりました。内容の面白さによって、生徒の学ぶ姿勢が変わるのを目の当たりにしている現在、本学での学びの意味が十分理解でき、興味をひく授業を組み立てることの重要性を改めて実感しています。数ある思い出のなかでも、研究室の仲間と卒論を頑張ったことは特に印象深く、留学生も含めてさまざまな興味関心をもった人が所属していて、植物・酪農・アイヌなど研究テーマも多方面にわたっていたので、ゼミ活動を通じてさまざまな分野に触れることができて、世界が広がりました。えるか、わかりやすくなるか、試行錯誤しながら授業を組ました。自分自身を成長させてくれた母校で、今度は自分が高 校生に生物を教えています。どうすれば興味をもってもら高 校を卒業し約 6 年が経ち、母校に教育実習に来ることになり
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