大分県立看護科学大学 大学案内2021
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総合看護学実習(第6段階実習)本学の実習のなかでも、ユニークで特徴的な4年次生最後の実習です。大分県内の約40ヶ所の実習施設の中から、学生自らが関心のあるテーマで実習計画を立て、実習施設を選び、学生が施設のスタッフの中に入り込み主体的に実習をするものです。学生に最も身に付けてほしい自主性・積極性を養う集大成としての実習です。最終日に学内で発表し学びを共有します。看護スキルアップ演習看護基礎教育の総仕上げとして、人間科学科目と看護の専門科目で学んだ知識・理論を有機的に統合し、適切なアセスメント能力及び看護技術を提供できる能力を養います。前期6~7月後期2月後期10月1年次生から4年次生の縦割りで構成されたチームで富士見が丘団地と野津原地区に住む高齢の協力者のご自宅を訪問します。学生は、学年を超えたチームメンバーと共同作業を行うこととなり、他の学年との交流や意見交換をしながら成長します。在宅看護論実習(第5段階実習)疾病や障害を持つ方々が在宅でより良い生活をおくれるように、様々な職種と協力しながらケアを提供する方法について、訪問看護ステーションを中心に学びます。在宅を中心に地域包括ケアの視点から病院、福祉施設、行政機関とのつながりも学び、在宅看護への理解と実践に繋げます。フォースステップ(第4段階看護技術演習)実習では経験できない看護技術や、各自の習得度が低い看護技術を中心に、正確な知識と判断に基づいて実践する能力を養います。心肺蘇生、採血を中心に、臨床現場に近い設定の下で経験を積むことができます。自由参加型の演習で、就職前の不安の軽減と、今後の自信につながることを目指します。15

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