大分県立看護科学大学 大学案内2021
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看護研究交流センターは本学と社会をつなぐ窓口で、2004年に設置されました。これまでに、地域の病院の研究支援、研修会への講師派遣、2005年から5年間JICA(独立行政法人国際協力機構)のウズベキスタン看護教育支援プロジェクトへの協力、大分県の委託事業として在宅医療従事者資質向上事業など、さまざまな社会貢献に取り組んできました。また、2013年度には、文部科学省 地(知)の拠点整備事業(COC)に「看護学生による予防的訪問実習を通した地域のまちづくり事業」が採択され、現在も予防的家庭訪問実習として展開しています。さらに、大分県立病院に隣接した敷地に「実習センター(南大分キャンパス)」を備えており、学生が県立病院で実習するときの拠点や、研修施設として活用しています。1~4年次生が一緒にチームを組んで行う予防的家庭訪問実習のために、地域の行政や自治会等と連携して体制づくりをしています。県や市の委託により、在宅医療を支援するツールの開発事業や、健康になれる地域づくり等の事業を行っています。行政や地域機関との連携窓口でもあります。地域交流チーム高齢者に優しい家具の開発など、看護の視点から産業を創出する取り組みのため、企業や大分県・大分市などと連携を進めています。産学官連携推進チーム大学院NP(診療看護師)コースの修了生が活躍するのを支援するために、継続研修を実施したり、日本NP教育大学院協議会や日本NP学会を通した活動を行っています。NP活動推進チーム学術雑誌 「看護科学研究」 (Japanese Journal of Nursing and Health Sciences)を編集・発行し、看護学と健康科学の前進のために社会貢献しています。本誌は1999年創刊の、看護学系では国内初の電子ジャーナルです。投稿は無料、誰でもインターネットで読むことができます(下記アドレスより)。医学中央雑誌、メディカルオンライン、J-STAGEの3つのデータベースに登録されています。学術ジャーナルチーム卒業生・修了生の支援を行っています。ホームカミングデイには、同窓生が一堂に会し、ネットワークを広げる重要な場となっています。また、県内の病院等が行う研究を支援するために本学の教員を派遣し、看護の新たな知見の創出や、看護の質を向上する取り組みを助けています。さらに、統計・情報処理に関する研究相談を受け付けています。継続教育推進チームhttp://www.oita-nhs.ac.jp/journal/大学と地域、国際社会をつなぐチャンネルとして設置されています看護研究交流センター41

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