大分県立看護科学大学 大学案内2021
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実験や測定を通して、人の身体、健康に関わる現象や人間をとりまく自然環境の基本的な事項を体得し、理解を深めます。人間科学講座の講義・演習などで学んだことを中心に、11の実験テーマを8つのグループでローテーションしながら行います。Ⅰ.人体解剖見学実習(生体科学) Ⅱ.組織学実習(生体科学) Ⅲ.血液検査(生体反応学) Ⅳ.基礎微生物学実験(生体反応学)Ⅴ.ラットの解剖(生体反応学) Ⅵ.放射線(環境保健学) Ⅶ.測定誤差と変動(環境保健学) Ⅷ.染色体異常(環境保健学)Ⅸ.呼吸循環器系持久力の測定(健康運動学)  Ⅹ.心電図と心拍変動(生体科学) Ⅺ.食物栄養学実習(生体科学)健康科学実験1)人間科学系講座が充実し、細胞レベルのヒト、1人の個体としての人、人間関係や社会の中で生きる人間を、科学的根拠に基づいて理解する力を養います。2)2年次後期に健康科学実験で、実験を通して生体のメカニズムを具体的に実感します。3)2年次の学年末に進級試験を受けて、エビデンスとなる知識の獲得を確実にします。4)看護学実習では、常に根拠を考え判断し、実践力を養います。1)「応用生体機能反応論」「看護探究セミナー」「看護スキルアップ演習」などの応用科目や事例を展開する科目を設けて、理論と実践の統合能力を高めます。2)4年次の卒業研究は約1年間かけ、学生1人が1テーマの卒業論文をまとめ、発表し質疑応答を行います。卒業研究を通して、問題意識をもち、追及し、分析し、多角的に考察する力を獲得します。3)総合看護学実習では、学生が、自己の関心や強化したいことなどを自ら考え、実習施設を選択、実習計画、実習施設との相談・交渉の段階から学生が1人で取り組み、自律して実践やマネジメントができるようにします。1)2年次、3年次の段階から国際看護学を学び、グローバリゼーションが進む中で、世界の保健医療の課題や、文化・社会的多様性を理解する力を養います。2)看護国際フォーラムを毎年開催しています。トピックスにあわせて海外講師を招き、世界の動きを身近なものにします。3)毎年、海外の大学との学生交流を行っています。本学学生と海外大学の学生が交互に訪問し、互いの国の保健医療福祉を理解します。科学的根拠に基づく判断と看護実践能力理論と実践の総合能力、マネジメント能力の育成国際的視野を持ちグローバルな看護を考える4年間の看護師教育に特化し、以下の特徴的な看護教育を実践しています。学部教育の特徴6

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