大分県立看護科学大学 大学案内2021
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本学は、養護教諭(一種免許)養成課程を開設しています。養護教諭はいわゆる「保健室の先生」です。学校で児童生徒の健康を管理し、保健衛生の観点から教育活動を行います。本学では、看護学を豊かに学んだ養護教諭を養成するため、免許を取得するための学習は、看護師になるための学習に上乗せする形で行われます。具体的には、 4年間で25単位(講義13科目19単位、学内演習1科目2単位、学外実習2科目4単位)です。「養護教諭にしかならないから。看護師の国家資格はいらない」という選択肢は、本学にはありません。看護学部で、養護教諭の免許の取得を目指す皆さんは、なぜ看護学部での取得を目指すのかということを、自分の中でしっかり整理しておくことが必要です。養護教諭(一種免許)の養成課程1)1学年定員80名に対して教員約60名と、face to faceの教育を行っています。2)看護学実習では、少人数を1グループとし、担当教員と専任教員が二重の指導体制で、学生を指導・支援します。3)看護学実習および看護技術演習では全看護系教員が協力し、学生の成長に合わせ丁寧に指導しています。4)「予防的家庭訪問実習」では、1年次生から4年次生の学年を超えた縦割りのチームで連携をはかり4年間を通して地域住民と交流します。1)予防的家庭訪問実習は、大学の近隣の富士見が丘団地および野津原地区の高齢者を協力者としてご自宅を訪問します。協力者さんとの会話を通して、健康増進の支援を考えるという目的があります。協力者さんが授けてくださる人生の知恵が、学生には生きた教育となっています。2)1年次から4年次まで、6段階の看護学実習を通して、大分県下約100ヶ所の実習施設に協力をいただいています。病院、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、保健所、市町村、訪問看護ステーション、福祉施設など、様々な看護職の活動の場を知り、地域の医療保健福祉機関への理解を深めています。3)学内での講義・演習において、現場で活躍する看護職の講義を受けたり、地域で行われるイベントにボランティアとして参加するなど、地域志向の大学を目指しています。1)予防的家庭訪問実習は、大学の近隣の富士見が丘団地および野津原地区の高齢者を協力者としてご自宅を訪問します。協力者さんとの会話を通して、健康増進の支援を考えるという目的があります。協力者さんが授けてくださる人生の知恵が、学生には生きた教育となっています。2)1年次から4年次まで、6段階の看護学実習を通して、大分県下約100ヶ所の実習施設に協力をいただいています。病院、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、保健所、市町村、訪問看護ステーション、福祉施設など、様々な看護職の活動の場を知り、地域の医療保健福祉機関への理解を深めています。3)学内での講義・演習において、現場で活躍する看護職の講義を受けたり、地域で行われるイベントにボランティアとして参加するなど、地域志向の大学を目指しています。きめ細かな学生対応により、心豊かな感性を育む地域に根差した大学7

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