大分県立看護科学大学 大学案内2022
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初期体験実習(第1段階実習)Early Exposureともいわれます。入学後、早い時期に看護の現場を見学・体験することで、看護とは何かを考え、看護を自分なりに実感することが目的の実習です。臨床現場での看護体験を通して、その後の学習の動機づけを行うとともに、自分の将来像に多様性をもたせることもねらいとしています。基礎看護学実習(第2段階実習)1人の入院患者さんを受け持ち、看護の対象としての人間を理解し、学内で学んだ看護の概念や知識、技術を活用しながら、看護を実践します。その中で、自分の行った看護を振り返り、今後、専門職として成長・発展していくための姿勢と意欲を自ら形成します。看護アセスメント学実習(第3段階実習)対象理解のための理論を活用し、受け持ちの入院患者さんのニーズを専門的に捉えます。患者さんに寄り添う姿勢を大切にし、コミュニケーションをとったり、観察したり、聴診器で身体の音を聴いたり、カルテから情報を得たりして、身体面、心理面、社会面から総合的かつ分析的に患者さんを理解する方法について実践的に学習します。ファーストステップ(第1段階看護技術演習)対象者への日常生活援助を1人で実施できる能力を身につけることを目標に実施します。15

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