看護学専攻 研究者養成(博士課程前期)修了生の修士論文テーマ●一般住民のストレス状況での援助希求のためらい、及びうつ状態での受診行動の選択傾向に関連する要因:自殺予防の基礎データとして●女性病院看護職者の日勤中の眠気に関連する要因:個人特性および朝の起床時刻との関連●大気環境と呼吸器疾患との関連―PM2.5中のPAHsと炎症性サイトカイン・ケモカイン発現に着目して―●慢性疾患がある子どもの予防接種に携わる外来看護師の支援の実態●頸部食道運動のドプラーエコー測定を用いた嚥下機能評価看護学専攻 研究者養成とは本コースは、主に大学教員や研究活動などを進路として考える人のためのコースです。実践の場において指導的な立場で看護の専門性を発揮できる人材、あるいは、看護教育の場で体系的な教育、研究の任を果たすことができる人材を育成します。本コースでは、主に研究の推進に重点を置きます。博士課程前期で修士論文をまとめた修了者に修士(看護学)の学位が与えられます。さらに修士課程修了後、博士課程後期で博士論文をまとめた修了者に博士(看護学)の学位が与えられます。カリキュラムは、基盤看護学、発達看護学及び広域看護学の3つの専攻領域を設定します。3つの専攻領域には、それぞれの領域の特徴をカバーする授業科目を設け、学生のニーズに応じた領域が選択できるようにしています。また、本大学院が目的とする人材を育成するために不可欠な看護の基礎教育を体系的に探求するために、看護の専門科目だけでなく、生体機能学、病態機能学、健康増進科学、人間関係学、保健情報学の授業科目を設けています。看護学を支える基礎科学に関する先端的な知識を含めた体系的な知識を教授することにより、問題解決能力、看護実践の管理能力、研究能力がより総合的に高められるようにしています。修了生の主な活躍の場●看護管理者●大学・短大等の教育機関の教員●研究職看護学専攻 研究者養成(博士課程後期)修了生の博士論文テーマ●インドネシアのコミュニティ保健ワーカーの精神障害をもつ人々に対する認識、態度、及び相談先●乳幼児期の在宅療養児の母親が医療的ケアの技術を獲得するプロセス●多様な文化・言語背景をもつ患者の看護における日本の看護職の自律性への影響要因●救急外来部門における看護師のマネジメント能力測定尺度の開発●健常高齢者に対する嚥下反射機能低下予防方法に関する研究大学院博士課程後 期大学・研究機関教授准教授講師助教・助手大学院博士課程前 期看護学専攻研究者養成36
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