大分県立看護科学大学 大学案内2025
14/48

学年を超えたチームメンバーとの共同作業を通して交流を深めます本実習で貴重な経験や学びを得ることができ、病院実習でも、患者さんを生活者として捉え、住み慣れた場所で長く健康に暮らすための看護を考え提供することに活かすことができました。13 CAMPUS GUIDE 2025高齢者が住み慣れた地域で暮らしを高齢者が住み慣れた地域で暮らしを続けることについて考え、続けることについて考え、学びを深めています学びを深めています看護研究交流センター 助教 篠原 彩 予防的家庭訪問実習で、学生は担当する協力者から地域の様子やこれまでの経験についてお話をお聴きし、協力者の趣味活動を一緒に行う中で協力者の生活や健康について考察し、健康な在宅生活を維持するための方法を一緒に考えます。本実習を通して、学生は高齢者が住み慣れた地域で暮らしを続けることについて考え、学びを深めています。また、協力者の皆さんは、学生の訪問を若い世代とのふれあいの機会として楽しみにし、看護を学ぶ学生との交流を通して健康意識を高めてくださっています。住み慣れた場所で長く健康に暮らす住み慣れた場所で長く健康に暮らすそのための看護をそのための看護を学部 4年次 上田 凌輔 1・2年次生の頃は先輩の姿から、協力者さんとの関わり方や要点を押さえた分かりやすいコミュニーケーションの取り方を学びました。3・4年次生では、後輩を率いる存在として責任感を持ちながら行動し、学生同士で意見交換を行う際に新たな視点での援助方法やアセスメントを共有する事が出来ました。本実習では1~4年次生各1名の4人で学年縦割りのチームを構成し、大学周辺にお住まいの70歳以上の高齢者の自宅を訪問します。予防的家庭訪問実習

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る