GraduateSchool Education患者のための知識と技術を学び、地域の在宅医療を守りたいNPコース QRコードよりカリキュラムの流れをチェックNPコース 修了生 竹尾 千恵 (杵築市立山香病院 診療看護師)訪問看護師として従事する中で、在宅療養継続の医学的判断に迷うことやアセスメント能力と判断力、倫理的対応に限界を感じることがありました。当地域は受診のための交通手段が乏しく、訪問看護師に高度な医療的ケアも求められる中、対応できずジレンマを感じることもあり、患者さんに効果的・効率的なケアを提供するための知識と技術を学び、地域の在宅医療を守りたいという思いが強くなり進学しました。熟練した看護実践能力チームワーク・ 協働能力医療保健福祉制度の活用・開発能力診療看護師(NP)に必要な7つの能力包括的健康アセスメント能力講義は就労後に通い、2年次の実習からは休職し認定試験まで学業に専念しました。実習では診療の実践と技術をNP独自の視点で楽しく学びました。修了後は外来配属となり、訪問診療やオンライン診療、病院内や介護老人保健施設、在宅で横断的に活動しています。今後は、更に超音波の技術を高め、地域の新たな在宅医療の形を構築するために、看護実践力を高めていきたいです。医療処置・管理の実践能力看護マネジメント能力倫理的意思決定能力33 CAMPUS GUIDE 2025看護学専攻実践者養成NP資格認定試験合格率(日本NP教育大学院協議会)2023年 … 100%(10名) | 2022年 … 100%(7名) | 2021年 … 100%(11名)Interview多職種と連携・協働し必要とされる診療行為を的確に実施し、患者および患者家族のQOLの向上に寄与できる診療看護師を育成します。
元のページ ../index.html#34