大分県立看護科学大学 大学案内2025
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大分県立病院村田菜緒患者さんが「自分らしい生き方」ができるように、今後も学びを深めてよい看護に繋げたい 大学を卒業後、大分県立病院に就職して約3年が経ちます。呼吸器疾患を扱う病棟を経て、現在は血液内科と耳鼻咽喉科の混合病棟で勤務しています。主に悪性腫瘍に対して化学療法や放射線療法、手術、緩和ケアを行う患者さんや、炎症性疾患に対して抗生剤やステロイドで治療する患者さんの看護を行っています。その中で看護技術やアセスメント力を培っています。病棟で勤務していると患者さんの自宅での生活を目にする機会がほとんどありません。そこで大学時代に予防的家庭訪問実習で地域の方と関わった経験を活かし、患者さんが退院後どのような生活を送るのか、必要な支援は何なのかを情報収集し、考察して援助に繋げています。看護師という仕事をする中で、人がそれぞれ「自分らしい生き方」を持っていることを改めて学びました。患者さんがその人らしい生き方をできるように、今後も学びを深めてよりよい看護に繋げていきたいと思います。37 CAMPUS GUIDE 2025Interview

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