大分県立看護科学大学 大学案内2025
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「生活を科学すること」は看護学にとっても重要な思考教員の研究について大学HPで詳しく紹介しています。●放射線発がんの新たなリスクモデルを細胞間 コミュニケーションの視点から考える●ユズ果皮飲料中のフラボノイドが抗アレルギー 作用を発揮する条件の探索●看護学生の情報倫理統合力の修得を目的とした学習支援ポータルサイトと演習教材の開発 等●看護基礎教育における臨床推論の看護の思考●在日ムスリム女性の感染症に対する認識・態度・行動と文化社会的要因―結核に着目して●中小規模病院の看護管理者の管理行動が看護の質と定着に及ぼす効果予測モデルの開発●嚥下機能評価のための血中および唾液中サブ採択課題件数(件)Faculty Introduction日本学術振興会・科学研究費補助金採択課題数眩暈(めまい)は若い健康な人であっても日常的に自覚するほどにありふれた症状ですが、高齢者にとっては転倒や骨折、寝たきり状態にも関連するとされ、決して軽視できないものでもあります。世界各国で実施されている眩暈に関する研究に着目し、それらを収集して「何が眩暈と関連するのか?」を再分析したところ、病気や薬剤はもちろんのこと、一人暮らしなどの社会的属性も関係していることがわかりました。こうした結果は眩暈予防に繋がる「暮らし方」を支援するヒントとなり、様々な場で活用されると考えています。病気・介護の予防という考え方が重要視されるようになった現代社会において、「生活を科学すること」は看護学にとっても重要な思考であり、それを研究の題材にできることも看護ならではの強みだと考えています。[人間科学系研究課題]看護管理学研究室講師荒木 章裕形成を導く教育プログラムの開発●離乳後女性のエクオール産生能と骨代謝プロフィール回復状態の推移との関連スタンスP濃度の基準値の検討●災害時における「黒エリア」での対応に向けた実践モデル的教材の開発 等●新型コロナウイルス感染症のさらなる波に向けた保健所の体制整備の充実に関する調査●胎脂の構成成分と新生児の皮膚バリア機能・ 皮膚組織に与える影響●妊娠マウスの加熱式たばこ気化蒸気吸入が出生 仔雄性生殖系および免疫系に与える影響 等04030201020192020202120222023研究活動スタート支援挑戦的研究(萌芽)若手研究基盤研究(C)基盤研究(B)CAMPUS GUIDE 2025 40(年度)日本学術振興会・科学研究費補助金[看護系研究課題]その他の外部資金研究本学教員は日本学術振興会や民間企業・財団から研究費を獲得して独創的・先駆的な様々な研究を行っています。看護系の研究に限らず、多岐にわたる分野の研究を推進しています。

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