大阪市立大学大学院 創造都市研究科
5/8

43.事業創造研究領域情報資本は経済領域と社会領域の2つの領域で蓄積・発展しているが、前者の原理は効率化・合理化であり、後者は公平化・平等化である。この矛盾する原理の調和・最適化を実現することがとくに非営利領域に望まれている。そこで非営利組織への情報資本の投資の最適化を図るための原理を探求する。近 勝彦 教授「情報資本の総合政策学的研究」李 捷生 教授 「東アジア労働経済研究」東アジア地域を分析対象とし、国民経済レベルにおける労働市場、労働政策と労使関係を経済体制および政府の工業化戦略と関連付けて分析する。また企業レベルにおける労働システムを生産システムのあり方と関連付けて研究する。有賀 敏之 教授 「多国籍企業と都市の相互作用」巨大企業(往々にして多国籍企業)と、その地元である巨大都市の相互作用に関する研究。具体的には、個別企業の研究、個別企業集団の研究、貿易の実証的研究、多国籍企業の理論的・歴史的研究、グローバル企業再編、現代世界経済の体制、都市の産業集積、グレーター上海論、グレーター天津論等。王 東明 准教授 「アジアの金融・資本市場の構造変動に関する研究」アジアの金融・資本市場の構造変動を分析し、東京、香港、シンガポールおよび上海などのアジア地域内の金融センターの機能と役割を研究する。特に、日本のバブル経済崩壊後の東京マーケットの後退、香港とシンガポールの市場間競争、中国の資本市場の形成、アジア金融危機の原因および金融市場と実体経済の関係などの具体的なテーマについて探究する。金子 勝規 准教授 「東南アジア地域経済に関する研究」東南アジア地域経済をマクロ・ミクロの視点から分析する。経済成長、産業構造の変化、所得格差、貧困問題といったマクロレベルのテーマに加え、消費者行動、企業行動、組織の人材育成といったトピックを研究する。この他、東南アジア地域の医療、教育、外国人労働者問題といったテーマも取り上げる。2.国際地域経済研究領域新藤 晴臣 教授 「起業家活動プロセスに関する研究」起業家活動(アントレプレナーシップ)について経営学的視点から研究を行う。具体的には、起業家活動の構成要素(起業家、起業機会の発見、コンセプト、資源など)を中心に、理論的な研究を行う。また研究に際しては定性的手法を用い、ハイテク系からサービス系に至るまで、幅広い個別企業のケースについて事例研究を進める。小沢 貴史 准教授 「市場環境のダイナミクスと戦略・組織」売り手と買い手による取引の連動、及び売り手間の競争が織り成すダイナミクスに迫る。経営戦略論と経営組織論の視点から、研究を行う。ダイナミックな市場環境の下で、組織は逆境に陥ることもある。その逆境を好機に変える論理とは何か? 脱成熟や競争逆転、企業のV字回復、組織変革などを具体的なテーマとして追究する。

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る