大阪市立大学 大学案内2020
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学生の皆さん一人ひとりが、大学で何をどのように学んだのか(学修成果)を一覧できるように、本学ではOCU指標を開発しました。総合大学ならではの多様な学びを視覚化できるように、学修成果を下表の6つの項目に分けて数値化し、六角形のレーダーチャートの形で表示します。本学は、これまで関西圏を中心とした高等学校、中学校に数多くの教員を輩出してきました。教職教養はもちろん、研究型大学として教科専門性を深く追求できる教員を養成しています。学生一人ひとりの教職関連科目の履修状況と学修状況を確認し面談を行う「教職履修カルテ面接」、教員採用選考前の「模擬面接対策」など、入学から教員として働くまでの間にきめ細やかなプログラムが用意されています。健康・スポーツ科学科目健康・スポーツ科学講義、健康・スポーツ科学実習 外国語科目英語、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、朝鮮語、日本語基礎教育科目数学、物理学、化学、生物学、地球学、図形科学その他の全学共通教育大阪市大でどう学ぶか初年次セミナー大学とは何か、そこで学ぶ意義は何か、また自分がこれから学ぶ市大がどんな大学なのかを知り、そこで何をどう学び、どう人生をデザインし、どういう人間になり、そしてどのように社会に貢献していきたいかを考えていきます。大阪という地域にアイデンティティーを抱きながら世界で活躍できる人材の育成を目指し、本学教員だけではなく、国内外で広く活躍している卒業生や企業人にも授業を担当してもらいます。最先端の国際情勢、経済社会状況、テクノロジー、文化などについて知識を深め、大阪という地域をより深く理解し、グローバルな社会における生き方を考えていきます。1年生が大学で学ぶにあたって、まず身に付けておくのが望ましい、学び・考えるためのマナーを習得します。異なる学部の学生との議論等を通じて興味・関心の幅を広げたり、設定した課題・問題について学生自身が調査等を行ったりするなど、少人数のクラス編成でアクティブラーニングを行います。大阪の知グローバル視野と最先端から見る大阪PICK UP全学共通教育OCU指標教職課程OCU指標における学修成果の項目B.情報活用多様な情報を収集・分析し、それを日々の生活の中で活用することができるC.外国言語・文化外国の言語と文化を学習・習得し、世界のさまざまな国・地域の人々と意思疎通することができるA.論理的思考習得した専門知識を、論理的な思考と柔軟な発想によって応用することができる学修成果の項目内容E.社会貢献グローバルな社会の一員であり、かつ地域社会の一員であることの自覚を持ち、自らの知識・技能を生かして、(他者と協調して)社会の発展のために寄与することができるF.各学部独自各学部で設定されていますD.表現分析の結果を、言語や記号を用いて分かりやすく表現することができる学修成果の項目内容OCU指標は、修得する科目(単位取得)が増えるごとに累積されます。毎学期のレーダーチャートの変化を見ることで、自分自身の学修成果の状況をその都度知ることができます。また、各自将来のキャリアを考えて、伸ばすべき学修成果の項目を決め、次にどの科目を履修するかを考える手助けになります。OCU指標の六角形の形に正解や優劣はありません。所属する学部の特色や希望するキャリアによって、六角形は多様になります。また各自のOCU指標を使った学修相談を、OCUラーニングセンター(P67参照)で受けることができます。A論理的思考B情報活用C外国言語・文化D表現E社会貢献F各学部独自学修成果A~Eは全学部共通です。学修成果Fは、学部学科が提供する学位プログラムに応じて独自に設定されています。9OSAKA CITY UNIVERSITY

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