博士(経済学)修士(経済学)学生時代の多様な経験を通して自ら行動する姿勢が身に付きました。塚田 竜也経済学部 経済学科2012年3月卒業双日株式会社産業・都市基盤開発部講義紹介卒業生紹介松本ゼミ(財政学)では、「現場主義」を合言葉に地域との連携を通じて行財政の在り方について学んでいます。最も大事にしていることは、「自分の頭で考えること」です。地域の方々や教員のアドバイスをもとに自分たちで課題を設定し、解決の方策を考える。容易なことではありませんが、実社会でも役に立つスキルを身に付けることができます。地域と連携しながら、自主的な学びを英語を駆使し、世界的な企業、企業家を題材にして、それらの実態、背景についての知識を深め、そこから議論を発展させることを目的にしています。毎週、2人ずつペアを組んで課題について報告してもらい、皆で活発な討論を行うことによって深い洞察力、コミュニケーション能力を身に付けるというゴールを目指しています。データサイエンスの基礎となる回帰分析の基礎、特に統計指標の確率分布について学びます。回帰分析の基本概念を分かっていることが、さまざまな先進手法を正しく活用することにつながると考えるからです。ゼミナールでは、フリーの統計ソフトRを活用して実際に統計分析を行いつつ、統計理論の勉強をしています。各国経済論特殊講義(経済英語)(Economic English)統計解析論チャールズ・ウェザーズ先生中川 満先生経済分析が必要な金融や、国や自治体の全体を視野に入れる公務員は、経済学部出身者にアドバンテージがあります。また、経営には、自らの会社のことだけではなく経済全体のことを考える必要があるので、多くの卒業生が経営スタッフとして活躍しています。経済学を学ぶには多彩な才能が必要なので、他学部と比較しても幅広い業種と職種で通用します。卒業後はどのような分野で活躍できるのですか?世界経済の諸問題について総合的な視点から提言をなしうる「ジェネラル・エコノミスト」を養成します。前期博士課程修了後に実社会で活躍する人を育てる「修士専修コース」と、後期博士課程に進学する人のための「一般コース」を設けています。大学院 経済学研究科※2分野科目研究指導基礎科目分野科目研究指導・ワークショップ前期博士課程前期博士課程 年次1 年次2 年次1 年次2 年次3学部ごとの注目情報をお届け後期博士課程後期博士課程現代経済専攻一般コース修士論文修士専修コース修了論文博士論文鳥取県での現地調査現在は、商社でインドネシアにおける都市開発事業に携わっています。学生時代は部活動、留学、アジア放浪など、さまざまなことを経験できた貴重な期間でした。市大では講義やゼミはもちろん、その他の経験を通して、自ら考え行動するという姿勢を学べたと考えています。学内の多様なカリキュラムはもちろんのこと、学外においても学びの場は無限にあるので、ぜひ皆さんも主体的に動き、好きなことをとことん追究して突き進んでいってください!21OSAKA CITY UNIVERSITY経済学部
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