大阪市立大学 大学案内2020
33/84

大阪市大の挑戦Challenge of OCU在学生の声Student Voice複合分子化学:ハイブリッド錯体システムの創成化学科 森内 敏之先生 板崎 真澄先生自然が創りあげたナノテクノロジーを応用することにより、機能創発的な分子配列制御法を確立するとともに、変幻自在な機能特性を有するハイブリッド錯体システムの創成を目指して研究を行っています。本研究室では生体関連分子・機能性金属錯体・π共役系分子の機能を融合した複合分子システムの開発に関する研究を展開しています。特に、遷移金属錯体による有機分子変換反応の開発も行っており、地球上に豊富に存在する鉄やバナジウムを金属中心とする錯体を用いて、その特長を活用した有機合成反応を見出し、触媒機構の全貌を明らかにすることにも重点を置いています。理論の成り立ちを学び、物事の真理を紐解きます。興味のあった宇宙について学びたいと理学部に入学。高校までの“問題を解く”ための物理ではなく、一つひとつの現象や理論、その成り立ちの過程まで掘り下げ “物事の真理”を探究できるのが魅力です。物理のほか数学や生物学など幅広く学びを深め、宇宙全体の重力の研究に携わることが目標です。在学生の声Student Voiceふるたゆうま物理学科 3年生 古田 悠真大阪教育大学附属高等学校池田校舎卒業物事魅や前期入試にある「理科選択制度(定員9名)」とは、所属学科を定めずに理学部に入学する制度です。物理、化学、生物、地球それぞれの学問領域について広く学び、1年終了時に所属学科を決定します。自分の適性を見極めて進路を決めたい人には注目すべき制度です。受験時には「理科選択」と他の学科を併願することも可能です。理科選択制度とは何ですか?想像を創造に変える化学の力で夢のある未来を切り開きましょう。Professor’s MESSAGE31OSAKA CITY UNIVERSITY理学部

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る