大阪市立大学 大学案内2020
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大阪市大の挑戦Challenge of OCU在学生の声Student Voice地盤工学分野(防災から環境まで)都市学科 大島 昭彦先生大阪地域では海溝型の南海トラフ地震と直下型の上町断層帯地震による沖積砂層の液状化被害が予想されています。そこで、地盤情報を集約して作成した「250mメッシュ地盤モデル」によって液状化危険度マップを求めています。また、その対策として「地下水位低下工法」を適用すること、さらに地下水を有効利用する方策も提案しています。以上のような地下水制御による地盤防災と環境保全に関する研究を行っています。モノづくりのプロセスを、体験しながら学んでいます。電気と物理の分野が融合する学科なので、学びのテーマはもちろん、在籍されている先生方もさまざま。多様な角度から知識を深めることができます。実験や論文購読による理論の学習から製作の実践まで、モノづくりのプロセスを体験できたことが、成長につながりました。在学生の声Student Voiceこばやしあやか電子・物理工学科 4年生小林 礼佳三田学園高等学校卒業や論習かづ日本最大級の公立大学に設置された本学部は全国的に高い知名度と教育研究実績を持ち、創設時から基礎と応用の結合を重んじる教育理念の下、優秀な人材を多数育成しています。教員1人当たりの学生数が1学年2~3名と少なく、きめ細やかな指導が可能。関連する専門基礎科目を幅広く受講できるカリキュラムで、専門領域を堅持しつつその幅を広げることができます。さらに、プレゼンテーション能力に優れた自立的技術者・研究者の育成にも力を注いでいます。他大学の工学部と比べてどんな特長がありますか?地震・豪雨による自然災害に備える対策を一緒に研究しよう!Professor’s MESSAGE大阪・神戸地域の液状化危険度マップ(PL値が大きいほど危険度が高い)35OSAKA CITY UNIVERSITY工学部

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