博士(看護学)修士(看護学)体系的な看護の学びや知識の積み重ねが現場での看護に生きています。山本 達典医学部 看護学科2009年3月卒業大阪市立大学医学部附属病院看護主任講義紹介卒業生紹介医学部看護学科・大学院看護学研究科では、充実した実践的な看護教育を行うために、大阪市立大学医学部附属病院看護部とユニフィケーションし、看護部に所属する看護師を「臨床特任講師」として採用し、教員と臨床特任講師による教育を行っています。臨床特任講師は、臨床の最前線で活躍する現役看護師ですので、学生は演習や実習を通して、看護の基本的な技術や先進医療を担う看護師の役割について学ぶことができます。教育体制の特色老年看護学を学ぶ最初の科目です。老年期の人々の健康や生活の特徴、ライフスタイルや環境を考慮した生活支援など、老年看護学の基本的な視点や考え方を学びます。高齢者施設の見学、リフトや車椅子などの福祉用具の体験なども行います。この科目は専門科目群「看護学の理論と実践」に含まれ、3年次前期に学びます。地域で生活する人々の健康増進とQOLの向上に寄与する公衆衛生看護全般について学習します。また、公衆衛生看護の歴史的過程を踏まえて、公衆衛生看護における実践活動の理念と目的、課題を通して、公衆衛生看護学について理解を深めます。老年看護学概論公衆衛生看護学概論白井 みどり先生横山 美江先生本学の所定の単位を取得すれば、看護師と保健師になるための国家試験受験資格が得られます(ただし、保健師教育課程の履修は、学内選抜による定員制です)。また、本学を卒業した人は助産師学校や大学院への進学も可能です。卒業後の資格や進路にはどのようなものがありますか?生命の尊厳と人間理解に基づき、複雑化・高度化する医療保健福祉分野における専門性の高い看護実践能力と看護の教育、研究能力を有する人材を育成します。大学院 看護学研究科※2生活看護学分野※1臨床看護学分野※2前期博士課程前期博士課程 年次1·2 年次1~3学部ごとの注目情報をお届け後期博士課程後期博士課程学生時代に、それまでは漠然と考えていた看護を学問として考えることを知り、系統だった知識体系という考え方に触れることができました。手術室で勤務を開始してからは学習内容の多さから、知識の整理が難しく感じたり、手術看護に戸惑うこともありました。しかし、働き続けていくうちに、看護学であるという基礎は変わらないということや、学生時代に触れることができた過去の知識の積み重ねであるという考え方が、目の前の患者様に良い医療を提供するために必要だと実感できています。今後も、この経験を大事にして看護に励んでいきます。生活看護支援システム領域※3看護支援システム領域※4がん看護支援領域慢性看護支援領域看護支援基礎科学領域※1:基礎、公衆衛生、老年、在宅 ※2:がん・急性、慢性、精神、母性、小児、看護支援基礎科学 ※3:基礎、地域、老年、在宅 ※4:精神、母性、小児45OSAKA CITY UNIVERSITY医学部 看護学科
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