大阪市大の挑戦Challenge of OCU食を介した健康寿命延伸へ、小さな生き物からの挑戦食品栄養科学科 中台 枝里子先生超高齢社会に突入した今、健康寿命の延伸は喫緊の課題です。私たちは、老化に伴うQOL(生活の質)の低下や免疫力低下を緩和するための食を介したサポートを目指して研究を行っています。老化の基礎研究モデルとして、体長わずか1mmほどの線虫C.エレガンスという生き物を使っています。小さな体ですが、ヒトの遺伝子のうち60-70%ほどを有し、餌を食べたら規則正しく排便をし、記憶や学習もできます。センチュウからヒトの健康寿命延伸へ、一緒に挑戦しませんか?健康増進のために食品栄養分野の専門家として活躍できます。所定の単位を修得すれば、卒業と同時に「栄養士免許」や「栄養教諭免許」、「家庭科教諭免許」を取得することができ、「管理栄養士」国家試験受験資格が得られます。これらの資格を生かして、病院、保健所、学校、その他各種施設で専門的な仕事に就くことができます。また、食品関連産業で活躍することや、「食品衛生監視員」になる道も開かれています。食品栄養科学科の卒業後は?食品の持つ力、最新の科学で一緒に解明してみませんか?Professor’s MESSAGE在学生の声Student Voice人々の暮らしについて、本気で学べる学科です。人の心や暮らし、生活を支える制度など、心理や福祉といった多様な視点からアプローチできる点が魅力です。社会保障制度を取り巻く課題について研究していくうちに、社会や人の考え方は想像以上に多様であることに気付きました。今後も学びを深め、実社会で生かせるよう知識を蓄えたいです。さだひろまさゆき人間福祉学科 4年生貞広 真幸東京都立三田高等学校卒業以上きまめ、47OSAKA CITY UNIVERSITY生活科学部
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