修士(生活科学/学術)博士(生活科学/学術)幅広い領域で活躍する在学中の仲間や教授とのつながりが、一生の財産です。春田 滉弥生活科学部居住環境学科2014年3月卒業大和ハウス工業株式会社企画開発設計部ホテル・高層建築グループ講義紹介卒業生紹介2年次の後期の設計製図実習で、小規模集合住宅「都市に住む」と、「地域に開かれた保育園」の2つの課題に取り組みます。そこに住む人や使う人がどのような生活や活動を展開するのかを想定し、それを保障する空間を計画することを大切にしています。その成果を発表する学生の自主展覧会「芽流展」は、今年で14回目を数えます。日本の家族は、現在、過渡期の中にあります。共働きのカップルが増えたり、結婚しない人や結婚しても子どもを持たない人が増えたりすることによって、かつては「当たり前」だった家族の姿はゆっくりと「当たり前」ではなくなっています。家族社会学の講義では、これからの新しい日本の家族の姿を考えます。設計製図Ⅱ家族社会学小伊藤 亜希子先生、松下 大輔先生、中野 茂夫先生松木 洋人先生国家資格である「社会福祉士」の受験資格を得ることができます。大学院に進学すると、「臨床心理士」の受験資格なども取得できます。また、「公認心理師」受験資格に必要なカリキュラムを提供しています。卒業後は、公務員として児童相談所、福祉事務所、家庭裁判所などに勤めたり、ソーシャルワーカー、発達相談員、カウンセラーなどとして、病院、各種の相談機関、高齢者・障がい者福祉施設などで活躍したりしています。人間福祉学科で取得できる資格は?また、就職先は?4つの履修コースからなる生活科学研究科は、さまざまな生活問題を学際的、複合的に解明して解決することのできる、幅広い知識・能力と応用力を持った専門職業人と研究者の育成を目指しています。修了者はそれぞれの分野に関わる民間企業、研究機関、官公庁で活躍しています。大学院 生活科学研究科後期特別研究講義・演習科目前期特別研究 年次1 年次2 年次1 年次2 年次3※:長期履修学生制度=一定の条件を満たした場合、長期履修が認められることがあります。適用していない履修コースもあります。食・健康科学コース/居住環境学コース/総合福祉科学コース/臨床心理学コース本学生活科学研究科には発達心理学や臨床心理学に基づき、さまざまな心の問題の解決過程を共にする、地域に開かれた心理臨床室があります。1950年代より「児童相談室」「児童・家族相談所」と名称を変えながら、大阪市・近隣都市の市民への発達支援や心理相談を行い、私たちの心や、家族が本来持っている成長のエネルギーを回復する場を提供してきました。このような地域貢献活動は2017年度150回以上の個人心理面接と500回を超えるグループ面接に及んでいます。臨床心理学の基礎研究機関としての役割だけでなく、心の専門家を目指す大学院生の専門職養成施設として、多くの人材を社会に送り出しています。地域に開かれた 心の育ちに寄り添う心理臨床室心理臨床室本学では「住まい」や「まちづくり」について、生活にかかわるさまざまな実践的な学びがあります。建築家を相手にしたプレゼンテーションや、手仕事の跡が残る手書きでの設計製図など、自らの手を動かし得た知識は、実感を伴い身に付きました。卒業後はこれらの経験を生かし建築士として活躍しています。時には同志と知見を交換しながら、自らが世に発信した成果を議論し、切磋琢磨しています。学ぶ領域が幅広いため、多様な分野で活躍する卒業生や教授・建築家の方々と今でも交流を持てることは一生の財産です。本学で学び、自らの手で将来の道を切り開いてください。学部ごとの注目情報をお届け後期博士課程後期博士課程前期博士課程前期博士課程49OSAKA CITY UNIVERSITY生活科学部
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