大阪市立大学 大学案内2020
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世界そして未来へつながる学び 経済学部の演習科目「イノベーティブ・ワークショップ」で、COIL型授業を導入しました。COIL(オンライン国際交流学習:Collaborative Online International Learning)とは、海外の大学生たちと連携し、共にプロジェクトに取り組む新しい学習方法です。情報通信技術(ICT)を用い、言葉の壁を越えてリアルタイムで意見交換をするのが特長。受講生は海外の学生から刺激を受けながら、世界に通用するレベルの学びに取り組んでいます。 グローバルな視点で他者と対話する力を養うことにより、既存の思考の枠組みでは気づけなかった、問題の本質を捉えることができるようになります。これは従来のアクティブラーニング型授業にはない、COILだからこそ身に付く力。こうしたスキルは大学の学習にとどまらず、社会においても役立つでしょう。COILの導入は、本学の全学的な教育プログラムでも進められています。「英語が不十分であっても、資料やロジックがしっかりしていればきちんと伝わる」「英語の重要性を改めて認識した」と学生たち。海外の学生と議論し視野を広げるCOIL型授業教育COIL型授業では交流先の学生とお互いが対等な立場になり、真剣に社会問題について考える環境が生まれます。金銭的・時間的なハードルがある語学留学と比べ、より多くの学生に国際交流の機会があります。COIL型授業を担当する経済学研究科 中島義裕教授。経済学部では問題発見、解決能力を養うため、少人数でのグループワークやアクティブラーニングに力を入れています。自ら考えて課題を見つけ、調査を行い、解決策を見つける能力を養うプロセスには、他者との意見交換がとても重要という考えから、今回の教育プログラムを提案しました。調査や発表の内容も、相手が外国人というだけで大きく変わります。「外国の学生も同じ教科書を使って学んでいる」という気付きも、学びのモチベーションです。フィリピンのデラサール大学で開講されている開発経済学の授業とタイアップし、アメリカのアンドリュース大学と3大学からなるグループで交流しています。所得、教育、健康、移民(移住)、人口の5つの課題に応じて、共同で調査研究を行います。4OSAKA CITY UNIVERSITY

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