大阪市立大学 大学案内2020
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都市健康・スポーツ研究センター都市に住まう人々が、健康的でより活動的なライフスタイルの確立と向上を目指すための基礎的研究と応用的研究を行っています。また、全学共通教育として講義とスポーツ実習を提供するとともに、さまざまな健康・スポーツ関連事業への支援、産学共同事業などの社会(地域)貢献にも取り組んでいます。都市研究プラザ本学の都市研究の伝統を受け継ぎ、都市の再生と先端的都市論の構築を目指して活動しています。所属する研究者は大学と都市の現場を行き来し、研究やまちづくりに取り組んでいます。また、国内3か所、海外7か所の拠点をベースに学際的共同研究、地域貢献、国際交流を推進するとともに、豊富な研究資料をそろえた「都市文庫」の整備、若手人材育成、国際学術雑誌の発行も手がけています。人権問題研究センター1973年に設立した、日本の大学では初めての人権問題研究機関です。女性差別や部落差別、民族差別をはじめとするさまざまな人権問題について研究しており、「ジェンダーと現代社会」や「現代の部落問題」、「地球市民と人権」などの科目を全学共通教育に提供。センター内には人権に関する図書室もあります。英語教育開発センター全学共通教育における英語教育を統括し、学生に求められる英語運用能力を育むため、カリキュラムの作成・改善を行っています。また、自主的に学びたい学生をサポートするために、OCUラーニングセンターで英語学習支援を提供するほか、「English Café」(自習室)をGlobal Village内に開設し、「English Café Talk」などさまざまなイベントを実施しています。大学教育研究センター専任・兼任研究員が大学教育に関する研究、調査、企画、提案および提言(調査・研究部門)、大学教育に係る点検、評価および改善に関する活動(評価部門)を進めています。また教育方法の開発、教育・学修支援及び全学的FD推進の支援並びに各学部研究科等へのFD支援(教学・FD部門)などもセンターの重要な役割です。最先端の光合成研究成果をもとに、次世代型クリーンエネルギーの開発を目指し、技術開発と実用化を加速するための施設として、人工光合成研究センターをオープンしました。当センターでは、産学官連携による企業と大学との共同研究を推進しており、持続可能なエネルギー循環型社会構築のための研究開発に取り組んでいます。また2016年度より文部科学省「共同利用・共同研究拠点」の認定を受け、国内外の研究者と共同で光合成・人工光合成研究を推進しています。都市大阪を基盤として、防災教育・防災研究を推進するため、2015年3月に都市防災教育研究センターを開設しました。当センターでは、2011年の東日本大震災後に始動した全学的な組織である都市防災研究プロジェクトの成果を踏まえ、災害リスクの評価、災害対応力の向上、社会実装に関する研究を推進するとともに、防災教育および防災リーダーの育成も行います。国内外の防災関連機関と連携し、巨大複合災害に向けて、最新の災害研究、情報技術、都市科学を踏まえた新しいコミュニティ防災システムの確立を目指します。● 文化交流センター● 情報基盤センター● 国際センター● 地域連携センター● 数学研究所● 南部陽一郎物理学研究所● URAセンター● 複合先端研究機構● 証券研究センター● 杉本地区RI施設● 工作技術センター● 大学史資料室その他の研究施設● 田中記念館● 高原記念館人工光合成研究センター次世代型の循環可能なエネルギーの実用化に向けて研究施設・附属施設専門に特化した多彩な施設都市防災教育研究センター災害知の社会実装によるいのちを守る都市づくりを目指して76 OSAKA CITY UNIVERSITY

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